SES営業のトラブル対応

SES営業のトラブルについて、IT業界のSES営業職に従事し活動していた過去の経験から
どんな業務がありどんなトラブル対処していったのか方法を記載します。
またどんなタイプの方がSES営業に向いているのか参考にしていただければと思います。
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どんなトラブルがあるのか

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エンジニアが急に辞める時どんな理由で辞めるケースがありますか?

・現場の人間関係(ハラスメント関係)

・上長からの指示が理不尽と感じる。

・業務時間が長い(残業を多い)
今はどのプロジェクトも緩和されつつあるかと思いますが
一昔前までは月稼働時間っが平均200時間等も当たり前でした。

・業務内容が定まらない
プロジェクトによりますが、なかには業務フローが定まっておらず、
都度やり方などが変わってしまうなどもあることがありました。
これは、作業指示を出している有識者の力によることもあります。

・精神疾患により休職

契約期間中にプログラマーがやめたら損害賠償が発生しないの?

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プログラマーがやめたら個人への損害賠償は発生はしません。
エンジニア個人に損害賠償を求めらるケースは少ないですが
企業側に損害賠償を要求されるケースはあります。
ただその結果として、エンジニア個人の給与にが減給などの影響がでることもあります。

エンジニアの経歴を盛って現場に突っ込んだことってがあるの?

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エンジニアの経歴を盛って(偽って)現場に突っ込んがことはお勧めしません。
仮にプログラミング経験のないエンジニアの経歴をプログラミング経験がありますと偽って
企業に提案するとどうなるでしょう?

企業側はプログラミングを知っていることを前提に業務を任せてきます。
その結果、提案されたエンジニアは経験したことのない業務を遂行するために
必要以上の時間やプレッシャーを課せれることになります。
最悪、業務を続けることが難しいと考え、現場を離れる(休む)→精神疾患になる→退職
こんな最悪な結果になることもあります。
 
時には業務に参画する上で業務経験年数を延ばすことなど、経歴を偽ることも必要かもしれません。
そんな時はエンジニアに何故その必要性があるのか、どんな業務が想定されるのか
業務遂行の有無をしっかりエンジニアと確認してから進行することをお勧めします。

現場からプログラマーを替えてくれと言われることってあるの?

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ミスマッチの現場からプログラマーを替えてくれと言われることはあります。
業務経歴書や面談を通しても実際に業務が始まれば、その現場独自の運用や人間関係
開発環境(面談時に聞いた環境より古いバージョンの環境)などにより
エンジニアのモチベーションが落ちていくケースがあります。
その際は顧客側、エンジニア側の双方に言い分があります。

例えば

エンジニア
当初聞いていた話と違うから業務を遂行できない。
顧客側
今はまだ変えることはできないけど、開発環境は変える予定はあるから少し待ってほしい
 
どちらの言い分が正しいのか、顧客側?業務内容のヒアリング不足な営業?
面談時に確認しなかったエンジニア?など犯人捜しをしても
時間は戻らないので、変えてほしいという要望があり
エンジニアがそれを望むなら現場は変えた方が時間は無駄になりません。 

代替要員を用意をするには?

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SESの営業は横の繋がりが非常に重要と考えます。
なぜなら、代わりのエンジニア提案の必要性を求められた時に自社だけで対応が難しいケースが多々あるからです。
その場合、協力会社のSES営業に事情を説明し協力を要請すると提案をもらえることがあります。
ただ、重要なのは営業及びエンジニアにしっかりと感謝すること
次に同様な事象が発生した時には協力を行うことが大切です。
SES営業は”人”を提案します。
人には感情があります。感謝されれば嬉しいし、困ったときに助けてもらえれば感謝もされます。
 
IT業界の営業でもありますが人材業界の営業でもあります。

SES営業はおすすめ?それとも、おすすめしない?

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トラブルばかり書いてると楽しくないと思うかもしれませんが
SES営業は無形を扱いたいならおすすめはします。
顧客へ提案するのが人になるので、感情や想いと営業としての成績を天秤にかかります。
営業の成績だけ求めれば、モノのようにエンジニアを提案した結果、悪い結果にしかなりません。
 
・人が好き
 抽象的ですが、人に興味を持てることが最低限必要です。

・言語化能力
 メールなどでエンジニアに業務内容を説明したり、説得したりする機会が多いので
 顧客からヒアリングした内容を自分自身の言葉で伝えられる言語化能力は必要だと思います。

・調整能力
 業務日程のスケジュール、顧客との打ち合わせ、エンジニアとの打ち合わせなど
 打ち合わせを実施する機会が多くあるので、上手く日程を調整できる能力も必要と思います。

上記から例えば何かのイベントを主催した経験などがあればPRもできると思います。

エンジニアにとっても顧客にとっても最適なマッチングができれば
双方に感謝されるので、その時の喜びは大きいのではないでしょうか。
根気よく人と向き合いたいと考えている方なら、とてもやりがいのある仕事だと思います。

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