
エンジニアの働き方について固まった認識はないと思います。
ここでは、SES企業とWebオープン系の2社を経験した私の体験談を述べて、就活や転職の参考にしていただきたいと思います。

専門学校で C#/JavaScript/PHP/MySQL を学んでから
SES → Webオープン系と入社しました。
コードを書いたり、人のコードを解析しているのが大好きで、
ソースコードを眺めているだけで休日が過ぎてしまいます。
今回はそんな私の体験談を聞いて参考にしてみてください。
目次
SESとWebオープン系を経験してきた

そもそもSESとWebオープン系ってなに?
SES(システムエンジニアリングサービス)とはエンジニアを客先に派遣し、労働力を提供することです。
SES企業はこのSESをおこなう企業のことをいいます。
Webオープン系は、受託開発・自社開発問わずWeb上で構築される業務系アプリケーションの開発をおこなう企業のことです。

1社目:SES企業
常駐先の環境はソシャゲのガチャ並
給与は額面20万、手取り18万くらいでした。
また、SESは案件が終了した場合、または都合により常駐先が変わります。
私は2社への常駐を経験しました。
常駐1社目は、オープン系全般を請け負う受託開発会社でした。
私は主に C# または PHP を使った業務アプリケーション担当でしたが、
休日出勤も多く、何度か家に帰れない日もありました。
ですが、運よくソースコードと触れている時間が長く、客先からの評価も高かったので苦ではありませんでした。
案件の終了に伴い、私は常駐2社目に行きました。
常駐2社目は、受託もおこなう自社開発会社でした。
こちらでは C# に似ていると言われている Java を使った業務アプリケーションを担当しました。
今まで触れたことのない Java の案件を本社営業が持ってきたことと、対人関係に恵まれなかったストレスがあわさり、体調が悪化して離れてしまい、そのまま退職しました。

きつくなかったのですか?

ですが、触れたことのない言語での開発と対人関係に恵まれなかった2社目の方がきつかった印象です。
次にアルバイト採用として入社したWebオープン系の体験を話していきます。
2社目:Webオープン系
アルバイトなのに安定した給与
SES企業退職後、転職がうまくいかず、正社員での転職を諦めて、
アルバイトで探していた結果、採用してくださったのが2社目のWebオープン系でした。
アルバイトという事もあり、週4日で勤務いていました。
フレックスが導入されており、コアタイムは11~15時でした。
時給は1600円、月給換算で20万とアルバイトながら前職と変わらないくらいの給与をいただいてました。
採用後は C#を用いた業務アプリケーションと PHP を用いた社内ツールの改修を担当しました。
特に残業や休日出勤もなく、対人関係も良好でしたが、
治療が必要な病気にかかってしまい、長期療養するために、契約更新をおこなわず退職しました。

でも少し病気がちでは?

正社員だったら週4は難しかったと思います。
病気は体質から来ていたので、現在は体質改善を心掛けています。
次は私が勤めた2社を比較します
SES企業とWebオープン系の比較
私の体感や知人の話になってしまいますが、Webオープン系企業はフレックスの導入など、自由や働き方の多様化が進んでいることが多く、SES本社や常駐先では若干ブラックなところはあるように思います。
ですが、私はソースコードを書かせて貰えるのであれば苦がなく、
むしろ楽しく仕事をさせてもらっていたので、SESでは常駐先によってだいぶ変わってくると思います。
やっぱり人によって相性が異なる
冒頭でも述べた通り、私は現在療養しながらフリーランスをしています。
退職から時間が経っているため、すぐに会社勤めは難しいだろうという判断からこの選択をしました。
無理なく、ソースコードに向かっていられるので相性がいいのかもしれません。
専門学校の同期の話になるのですが、Webオープン系に就職後、すぐにSES企業に転職しました。理由を聞いてみたところ、
「自由な感じで働くより、もっときっちり縛られた状態の方が働きやすい」
と語っていました。
現在、同期は生き生きと仕事をしています。
もし会社勤めになるとしたら私は当面の間はSESはいいかなと思います……。