採用担当者が暴露!未経験でもプログラマーになれる?採用のヒミツについて。

未経験者でもプログラマー・システムエンジニアになれる?


未経験者
これからIT業界に関するお仕事をやってみたいんだけど、やっぱり知識がないと転職は難しいの?

いいえ、そんなことは全くありません!

筆者は採用担当・教育担当を過去に行っており、
実際にそのとき、どういったことを見ていたか、どうすれば採用をしていたかを赤裸々に記述し、
これからIT業界に就職したい皆様のお役にたてばと思います!

 

最近のIT業界の求人の傾向


最近のIT業界では、「未経験採用」「OffJTあり」「パソコンの操作方法からお教えします!」などのキーワードを掲げている
求人も5年前と比べると特に多くなった印象です。

自分の担当していた会社も、未経験採用 + 3カ月のOffJTのある会社に勤めておりました。
ただし、残念ながら未経験OK、社内で教えるから誰でもOKで採用しているわけでもなく、
会社としても、成長して一人前のプログラマーになるような人材を選ぶように心がけておりました。

その時、私が実際にチェックしていた4つのポイントをお教えします!

 

採用担当者が見る4つのポイント

1.ITの知識やプログラミングのスキルを学ぶ意欲があるか


ITの技術は日々、新たな技術が生み出されていきます。
もちろん、新たな技術を会得するためには、業務で経験を積む他に、自ら知識を吸収していかなければ成長しません。

面談時では、この人は学ぶことが好きか、一人でも成長していくかを観察しています。

 

2.コミュニケーション能力はあるか


プログラマー・システムエンジニアはお客様のシステムを作るお仕事のため、
当たり前かもしれませんが、会話が特に重要になってきます。

また、相手の立場に立って、言葉を選ばないといけないシーンも多くあります。
例えば、現場でこういった要望があったとしましょう。

ITを知らない上司
このウェブページの表示が少し遅いんだけど、なぜかわかる?
システムエンジニア
MySQLからレコードを取り出すときに、forでループして1件ずつ取得しているので、ボトルネックになっているのだと思います!
ITを知らない上司
???

お客様がITの知識がないことはしばしばあるため、システムエンジニア間の会話であれば専門用語で伝わるのですが、
これをお客様に説明するとなると、上記のような説明では伝わりません。

面談時は、きちんと説明ができているか、伝えることができているかを見ています。

 

3.ロジカルに物事を考える能力はあるか


プログラマー・システムエンジニアは論理的(ロジカル)に考える能力が求められます。

面談時に適性検査等を行い、ロジカルシンキング能力を見る会社もあると思います。
(私の会社では、一般的なIQテストのようなものを適性検査として採用していました)

プログラマーとして成長しやすい人間は、論理的思考力が強い傾向にあると筆者は考えております。
(個人的見解ですが、教育中にそう感じております。)

論敵思考力があるかどうかについてもなるべく探っています。

 

4.年齢や過去の転職回数を見て、会社の利益になるか


シビアなお話になってしまいますが、未経験として中途採用を行うときは、年齢や転職回数も重要視していました。

私がいた会社では、
・20~29歳を積極的に採用(特に21~26の第二新卒をターゲットに置いていました)
・30~35歳であれば面談を行い、優秀であれば採用を慎重に検討
・それ以上については、経験者以外は面接をお断りさせていただく
といったルールで面接を行っていました。

また、学歴については特段重要視はしていませんでしたが、
どういった理由で前職をやめるのかについては必ず確認しておりました。
(業種を1年未満に数回変えている場合は、お断りさせていただくケースもありました。)

長く続くか、成長できるかといった点で、こういったことも確認しておりました。

 

未経験者の採用率を上げるための3ステップ


では、それを踏まえてどうすれば転職を成功しやすくなるのか、
どういったことを経験していれば、採用を考えるのか、答えをお教えします!

 

まずはなにか勉強を始めてみよう


意欲があることの確認としてこういった質問を投げていました。

採用担当者
あなたは今までにプログラムを触ったことがありますか?どういったプログラミングをしたことがありますか?

こういったことを質問したときに、「何もしたことがありません…」と回答されると、
「この先もこの人は独学したりするのかな…?」と不安になることがあります。

触りとして簡単なプログラミングとしてHTMLやJavaScript等はハードルは比較的低めなので、
少しでも触ってみて経験として語れる内容を増やすことは、面接時の武器を作ることになると思います!

 

どういったシステムを作ってみたいか、どういったことがしたいか考えてみよう


また、面談時にはこういった質問も必ず投げていました。

採用担当者
プログラマーになったとして、どういったシステムを開発・管理していきたいですか?

システムといってもアプリ、ウェブ、バックエンド、インフラと多種多様な業務があります。
自身がどういったことをしていきたいのかが説明できれば、採用担当者としても、採用後や教育内容のイメージが付きやすいです。

自身がプログラマーになったとき、どういった開発をしたいのか、5年後10年後にどうなりたいのかを説明できるようになりましょう!

 

時間や余裕があるのであれば、なにか資格をとってみよう


もし、時間に余裕があるのであれば、なにかIT系の資格を取得してみるのもオススメです。
比較的取得しやすい資格であれば、ITパスポートなどが取得にあたって簡単な部類だと思います。

資格があれば、自身が勉強の意欲がある証明にもなるので、余裕があるのであればぜひ、オススメいたします。

 

まとめ


人手不足に陥りがちなIT業界として、未経験の採用はそこまで厳しいものではありません。
ただし、成長が望めない人材や、意欲が弱い人間に対しては、IT業界では厳しいと考えられてしまいます。
そこをいかにアピールできるかで、内定が出るかが大きく異なると思います。

もし、プログラマーを目指しているのであれば、内定獲得に向けて頑張ってください!

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