採用されるプログラマー/されないプログラマーの特徴

エンジニアの採用面談を担当していると、採用されない人にはいくつかの特徴があります。
今回はそんな「採用されないエンジニア」を体験談を紹介します。

書いた人
私は新卒からWEBアプリを開発しているシステムエンジニアをして働きはじめ、5年目になります。
案件はクライアントからの受託案件がメインです。
現在はコードを書いたり、システム全体の設計をしたり、エンジニアの採用を行ったりしています。

こんな人は採用されない

採用担当
私が採用担当をしてきたなかで、採用されない人にはいくつかの特徴があります。
それを紹介します。

服装や身なりがだらしない

採用担当
人は見た目で判断してはいけない、と分かっていても事実として人は初対面の人を出会った数秒で判断していると言います。エンジニアの採用についても同じです。

例えば、爪が長く伸びている人や、服にたくさんの毛玉があったり、体臭がキツかったり、そういった特徴でマイナスの評価をしている部分はあります。

 

というのも、システム開発は、大抵の場合複数人でチームを組んで、コミュニケーションを取りながら開発を進めます。
その時に「だらしない」というだけで、コミュニケーションしたくない、と人は感じてしまいます。

 

その結果、「だらしない」だけで生産性を落としてしまうのです。

なので、そういった人は年齢関係なく採用しないようにしています。

食い気味に話す

自分のことを話すことはいいのですが、自分の考えをアピールしたい気持ちが強いのか、採用担当に話や質問に対して食い気味にアピールしてくれます。

こういったタイプは独学で、プログラミングを勉強してきた人に多いようです。

確かにその気持ちも理解できるのですが、相手の話に被せるように食い気味で話すのは、マイナス評価です。

なぜなら、知識量やスキルがバラバラなチームメンバーと開発を進めるときに、そういう話し方をする人がいると、議論を円滑に生産的に進められない、と考えるからです。

 

私は20代のAさんの面談でこんなことがありました。

Aさん
「私は未経験ですが、やる気なら負けません。勉強もたくさんしました。ビジネスに関する本もたくさん読んでいます、、、云々」
採用担当
「では、こういったときはどう、、」
Aさん
「この本ではこのようにあったので、、、云々」

私は面談をしているのか、彼のアピール大会を見せられているのかわからなくなりました。

もちろんAさんは不採用です。

わからないことだらけ

年齢問わず未経験からエンジニアになるためにTVCMをやっている某プログラミングスクールを出た人と面談したときの話です。

採用担当
「これできますか?どれくらい理解していますか?」
未経験さん
「わかりませんね。」
採用担当
「ではこれについては?どれくらい理解していますか?」
未経験さん
「いやー、わかりません。」

確かに、わからないことをわからない、と言ってもらえるのは、チームで開発を進めていく上ではいいのですが、採用面談においての「わからない」はマイナス評価になります。

実際に仕事としてやってもらうからには、業務で使われるスキルや、その知識については手が動かせるレベルで理解しておいてほしいです。

 

最近は、「テック○○○○」をはじめとしたプログラミングスクールに通う人が増えてきていています。

それに伴って面談する人が多くなってきていますが、「スクールを出ただけ」という方は採用していないのが実際のところです。

未経験でも採用される人の特徴

一方で、未経験でも採用される人もいます。その特徴を紹介していきます。

キャリアの掛け算がある

私が採用面談してきた経験において、未経験からエンジニアになる人の中の6、7割が30代から40代で前職の経験を持った人です。

その中で採用される人とそうでない人の差は「掛け算があるかどうか」です。

 

例えば私が実際に面談した30代前半のMさんの話です。

Mさん前職として空調の施工管理をしており、そこからスクールに通って勉強して、エンジニアとして転職することを目指していました。

Mさん
「施工管理では、スケジュールの管理や、段取りというのが大事です」
Mさん
「なので、エンジニアになったとしても、案件におけるスケジュールの管理や段取りにこのスキルは活かせると考えています」

実際に開発の現場では、スケジュール管理や工数管理、クライアントのミーティングの段取り、と調整する場面はしばしばあります。

このような「前職の経験xエンジニア」というようなアピールは、実際のWEB開発の現場も活かせますし、うまいアピールだな思います。

結果的にMさんのこのアピールで私は採用の判断をしました。

どうなりたいか言語化できる

20代から30代前半の未経験の方で「WEB業界は未経験なのでいろいろ経験してみたい」と言う方が多いです。

正直、私はこの時点で不採用に気持ちが傾いています。

 

というのも、採用する側としては、「できるだけ即戦力になる人がいい」という気持ちが正直なところです。

いろいろ経験するために会社はあるわけではありません。

少なくとも採用面談のときには「いろいろ経験したい」ではなく、「こうなりたい」を言語化していてほしいです。

 

例えば、実際に私が採用の担当した20代で大学生のIさんはこのような話です。

Iさん
「プログラミングは手段であり、目的ではないと考えています。」
Iさん
「大事なのは目の前の問題をプログラミングでどう解決するかです。」
Iさん
「なので、実際に手を動かして開発ができるプログラマーを目指しています」

こう話してくれると、採用する側としては

採用担当
(あのチームなら彼のためになりそうだな)

とか、

採用担当
(採用して長期的に育てよう)

というふうに具体的なイメージが湧いてきます。

年齢も割と大事

採用担当
人は無意識的に外見で判断しているものです。もちろん採用面談においても、そのようなことはあります。

WEB業界というのは、比較的若い人が在籍していたり、若さからくるノリのようなものがあります。
そういった雰囲気に合いそうにない、雰囲気に馴染むのに時間の掛かりそうな30代後半から40代の方を採用することは少ない、というのも事実です。

 

なのでそういった考えから、30代後半から40代の方で、人柄が良くてプログラマーとしての経歴があったとしても、採用の判断を素直には出しにくいです。

一方で、プログラミングを独学している20代前半の大学生であれば、好奇心や体力からくる伸び代があると考えています。

もし20代と多少スキル勝っている30代後半の方が同時に採用面談にきたら、私なら20代の方を採用すると思います。

まとめ

私が採用担当をやっているとしばしば、

採用担当
「エンジニアという職業は一般的なイメージとズレがあるな」

と感じます。

なので、エンジニアになるなら次のことを心に留めてほしいです。

コミュニケーション能力は割と必要

エンジニアという職業は、一人で作業することが多いようなイメージが多いかもしれません。
しかし、実際はチームで開発することのほうが圧倒的に多く、コミュニケーション能力も問われる職業です。

 

WEBに関する技術を身につけるのも大事ですが、それと同じくらいに周りのことを考えた行動や言動というのも大事になってきます。

行動と言動に責任を持つ

採用担当も人なので採用してみたけど、実際と違ったというような失敗をすることもあります。

例えば以前、こんなことがありました。

 

未経験さん
「未経験ですが、一通り独学で勉強してきました。もっと技術面を高めていきたいです。」
採用担当
(彼は20代前半で、経験はないということだけど、「技術面を高める」ということは多少、開発ができるのかな。)
採用担当
(コミュニケーションも割とスムーズにできるし、採用してみるか。)

 

しかし、実際にチームに加わってやってタスクをお願いしてみると、

未経験さん
「なぜか動かないんですよね。」
エンジニア
「いや、これはここが間違ってるよね。」
エンジニア
(これくらい知っててよ!)

ということがあり、これは採用担当としては失敗です。

 

ただ「彼の独学でやってきた」という発言は嘘ではありませんでした。

彼は毎日、プログラミングの参考書を片手にタスクを必死に取り組むのです。

そして結果的に、彼は一人前のエンジニアとしてやってくれるまでに成長しました。

 

なので、自分がどんなエンジニアになりたいのか、というイメージをもって、それを行動と言動で示してほしいです。

そうするとあなたがエンジニアとして活躍する日も近くなるのでは、と私は思います。

未経験からプログラマーとしてシステム会社へ就職した体験談

2020年6月20日

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