社内SEに応募したい、新卒者向け志望動機のポイントについて紹介します。

学生さん
社内SEを目指して、就活中です。
「志望動機」をどのように書けばアピールになりますか?
「社内SE」を目指して、新卒の学生さんが就活で頑張っています。

志望動機をどのように書けば、アピールとなるか?とお悩みのようですね。

そこで、社内SEを経験したことのある者の立場から、面接時にアピールできる
志望動機をどう書いていけばよいのか?

そのポイントについて紹介していきたいと思います。

社内SEに求められるスキルって?


社内SEは、社内のインフラ構築や、社内スタッフのコンピュータのトラブルのサポート業務
といった、幅広いニーズに対応する職種で、IT業界に就職したい人気のある仕事の一つ
といえます。

コンピュータに関する知識や技術力も大切なのですが、人とのコミュニケーション能力
求められる業務が中心となる傾向にあるので、会話力なども求められるスキルになります。

他にも、関連業者への依頼が間接的に必要な場合などには、要点をまとめて伝える
伝達能力なども求められます。

学生さん
コンピュータのこと、詳しければいいというわけでもないのですね。
社内SE経験者
結構、人とのやりとりが多いお仕事です。
コミュニケーション能力が高ければ、それだけ仕事がスムーズにできます。

企業で使用されているシステムを中心にサポートが必要となりますので、実際に使用できて、
仕様なども細部に渡って理解しておく必要があります。

また、トラブルの原因がシステムではなく、インフラ系統やパソコン周辺機器まわり、
アプリケーション同士の互換性といった、複雑な環境・状況の中で発生していることを想定して、
原因を見つけていかなければならないこともあります。

そういったことからシステム運用やトラブルの原因を切り分けるための知識と技術と経験が
必要な場合もあります。

学生さん
でもやっぱり、コンピュータのこと、詳しくないといけないのですね。
社内SE経験者
ある程度の知識は持っていた方が、よいですよ。
仕事を通じて経験できたりすることもあるから、焦らず少しずつ身に付けていくとよいでしょう。

未経験者向けの志望動機のポイント


今回の質問者さんは、学生さんで就活中。なので、この業界の未経験者になります。

新卒者向けの志望動機のポイントについて触れたいと思います。

面接官へのアピールとしては、以下の3点に気を付けてほしいと思います。

1. コミュニケーション能力
2. コンピュータに興味がある。
3. IT業界に興味がある。

社内SE経験者
これアピールポイント!
特に「コミュニケーション能力」については、人と接するときに必要としていることや、
実際に人のために何かをしてあげたときの内容について面接官に説明することは、
人柄を伝える意味でも大事なポイントとなることがあります。

それだけ、社内SEはコミュニケーション能力が重要で、仕事をやりやすく進めるにあたって
必要なスキルなのです。

関連部署や支店が多い企業といった場合には、社内SEからみたユーザー(社内の人)と
やりとりしなければならない場面が増えます。時には電話でやりとりしなければならない場面も
あるでしょう。

いかに伝えたい内容をユーザー側がイメージしやすく、わかりやすいように説明できるか。

こういった能力の高い社内SEは仕事がしやすいというわけです。

コンピュータやIT業界に興味があるから、システムエンジニアになりたいという方は
多いでしょう。

わざわざ苦手なのに、志望する方はいないとは思いますが、興味がないと社内SEというお仕事を
続けるのは厳しいと思いますので、興味を持つようにはしてほしいものです。

こういった志望動機は避けた方がよいでしょう。


ただ何となく、社内SEってかっこよさそうだから、他のシステムエンジニアに比べると
楽そうだから。といった、具体性のない志望動機はよくないと思います。NGです。

また、「御社の先進技術に魅力を感じて……」とか「御社の幅広い事業展開に魅力を感じて……」
といった内容はあまりおすすめしません。

それよりも、自分が入社したら「こういったことに挑戦してみたい・・・」といった内容を
ベースにして考えてみてほしいです。

1. 会社の志望理由
2. なぜ社内SEを志望したのか?
3. 入社したら、こういったことに挑戦してみたい。

社内SE経験者
この3点に絞って、志望動機を書いてみましょう。

また最近では志望動機の例文が簡単に検索サイトから取り出せるようになっていて、
便利なのですが、安易に例文をまるっとコピーすることはやめましょう。

もし仮に書類選考が通ったとして、面接の際にそういったところは突っ込まれます。

きれいな文章を書くことよりも、自分の伝えたい内容について心をこめて考えて書くようにして
ほしいです。

アピールポイントの例文


実務経験のない新卒者は、学生時代に頑張ったことを中心に、人間性をアピールすることを重点に考えてほしいと思います。

社内SE経験者
このような感じで書ければよいかと思います。
例文
学生時代には、〇〇サークルで、リーダーをしておりました。
部内では相談されることが多く、部員の意見や悩みなどを聞き、これから具体的に
どういう方向性でいくべきか?を一緒になって考えたりしました。

また父の影響もあってか、コンピュータにも興味があり、自作で制作したくて
父から教わりながら、コンピュータ内部の勉強をしたり、
実際に自作したりしてみました。

エクセルの使い方も学習したくて、参考書などを購入したりして独学で学習したり
しました。
またプログラミングにも興味がわいて、マクロなども趣味程度ですが作ったことも
あります。

社内SEに興味をもったのは、在学中にアルバイトでパソコンスクールの講師のサポートを経験したのがきっかけです。
初級の方にはタイピングを教えたり、上級の方にはプログラミングなどを教えています。
スクールで学んでいる方々が講師や私に「教えてくれてありがとう」と言ってもらえる
ことがあり、この仕事にやりがいや達成感を覚えました。

御社の社内SE職では、ヘルプデスクも兼ねたシステム運用職が募集されています。
コンピュータのことで悩んでいる社員の方々を解決に導きながら、実際に運用の実務が
できる、私にとってとてもやりがいのある素敵なポジションです。

入社した際には一人でも多くの社員の方々の仕事を社内SEとしての立場でサポート
できればいいと思っております。

社内SE経験者
実際に学生時代などに行ってきたこと、これは頑張ったということ、
を箇条書きにしてまとめてみましょう。
「入社した際には、~をしたい。」といった、
自分の意見を盛り込むとより具体的になって、良いと思います。

まとめ


いかがだったでしょうか?

志望動機は、面接の最初の方に聞かれることが多いです。

準備した志望動機をしっかり話して、自分に興味と期待を企業側に持ってもらうように
しましょう。

志望動機は、後の面接でのやり取りが上手くいくかの鍵を握っています。
しっかり伝わるように、面接の練習も忘れずに。

面接官は、面接を通じて、面接者が入社してくれたら「この人はこう働いてくれるのかな?」と
働く姿を想像しようとしています。

志望動機を話す段階で、この会社で活躍してくれるイメージをつけられれば、
採用に大きく近づけること間違いなしです。

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