社内SEとは?人気の職種の社内SE、気になる作業内容を紹介します。

学生さん
コンピュータに興味があり、将来IT系の仕事がしたいな。と思っています。
中でも「社内SE」に興味があって、実際にどういった作業をしているのか?
知りたいです。

この学生さんのように、IT系のお仕事に興味がある方であれば、「社内SE」というお仕事を
耳にしたことがあるかもしれませんね。

この「社内SE」。ひとことで説明すると、

「自分の勤めている会社で使っているシステムを構築したり、維持や運用したりする仕事」

です。

使用されているシステムにもよりますが、ホームページを構築・修正したり、
アプリを開発したりと社内のいろいろな仕事に関わることになります。

この記事を書いている私は、以前に「社内SE」というお仕事を経験しました。

その時の体験も交えて、実際にどういった仕事、作業をしてきたのか?

紹介していきたいと思います。

「社内SE」のイメージって?


SE(システムエンジニア)って、聞くと

「忙しそう」「難しそう」「かっこよさそう」

などといったイメージがありますか?

その中でも「社内SE」についてのイメージは?

「ほかのSEより、単純で楽そう」「簡単そう」

といった感じでしょうか?

自分の会社内で使っているシステムについての維持管理を主な作業にしているので、
基本的には他のSEと比べると、単純作業があったり、決まった作業(ルーティーンワーク)が
多いのが現実。

といったことから、「単純で楽そうで簡単」というイメージがついてしまっているみたいです。

実際の日常のお仕事風景


日常の仕事風景を見てみましょう。

「おはようございます」
朝、続々と社員が出社してきます。席に座り、パソコンの電源を入れます。

社員さん1
「パソコンが起動しない・・・」

お困りの社員さんがいるようです。

社員さん1
「困ったな、大事なメールが来ているはずだから、確認したいのに・・・」
「朝一で仕上げないといけない資料があるのに・・・」

トラブル対応

そこで、社内SEさんの登場になります。

社内SEさん
どうされました?ちょっと確認してみましょうか?

社内SEさんもお仕事あるでしょうに・・・

いやいやこういった予期しないトラブル対応も仕事の一つなのです。

原因が単純なこともあるでしょうし、難易度の高い場合もあります。

できる限り早い段階で現状復帰させて社員さんのヘルプをすることが必要なのです。

すばやい対応が求められます

社内SEさん
電源プラグが外れてしまっていたようですね。
ちゃんと起動しました。もう大丈夫ですよ。
社員さん1
「ありがとう、助かったよ」
「ほんと、パソコン弱くて・・・」
「また何かわからないことがあったら、よろしくね。」
すばやい対応により、社員さんから「ありがとう」の言葉を頂きました。

このような時、「対応できてよかった」「この仕事やっててよかった」と感じることができます。

様々なトラブル対応、ヘルプに応える

今度は、別のところから・・・

社員さん2
「いつも通り操作しているんだけれど、メールが見れないんだよね・・・」
「困ったな・・・」

またまた、社内SEさんの出番です。

別のところでは・・・

社員さん3
「インターネットがつながらない・・・」
「調べないといけない案件があるのに・・・」

またまた、出番ですよ。

しばらくすると・・・

社員さん4
「プリンタから印刷ができない・・・」
「困ったな・・・」
社内SEさん
今日はトラブル多いね。朝から大変だーー

このように、大変ではありますが、めげずに「ヘルプ」にこたえるのも
社内SEの大切な作業の一つなのです。

日々のメンテナンス、保守が大切


トラブル発生ばかりでは、よろしくありませんよね。

トラブルが起こらないように、日々保守していくことも社内SEの大切な作業の一つです。

会社の規模が大きければ大きいほど、社内で使用するシステムは複雑大規模になってきます。
部署が多ければ、なお大変でしょうね。

コミュニケーション能力

社内SEの日常業務では、様々な部署に出向いて対応する必要があります。

相手する方が必ずしも社内のシステムやパソコンなどに知識を持っているわけではないので、
わかるように説明してあげないといけません。

こういったことで「コミュニケーション能力」が必要となります。

時には、「この人、何にも知らないな」と見下した対応をしてしまったり、
冷たい対応をしてしまうことがあるかもしれませんが、
自分の評価が口コミで下がってしまうので、対応の仕方には十分に注意した方がよいでしょう。

評価が下がると、「適正なし」と判断されて社内SEではいられなくなるかもしれません。

この人に聞いて相談したら何とかなるかも・・ と
周りから思われるような社内SEを目指しましょう。

おのずと、社内の評価もアップしていくこと、間違いなしですよ。

対応しなければならない社員さんの中にも「嫌な感じの人」はいますので、
ストレスは溜めないようにしてくださいね。

そういった方には対応に注意をしましょうね。

社内のITを支えるお仕事


会社で仕事をするには、パソコンが欠かせない存在になっています。

そのパソコンを使えるようにするためには、
プリンタやインターネットといった周辺機器も使えるようにしないといけません。

資料を作るためには、ワードやエクセルといったアプリケーションソフトが、
資料作成したら印刷もしたいですし、インターネットも使えないと仕事になりません。

パソコンのことだけではなく、プリンタの機能やインターネットについての知識も
必要となってきます。幅広い知識が求められるというわけです。

社内でのIT基盤整備をしている、自分がこの会社のITを支えることで
会社に貢献している。
と、自分の行っている作業に誇りをもってほしいと思います。

社内SEになるためには

パソコンに関連する様々な知識を豊富に持った人が生き残れます。

まずはパソコンに興味をもち、ITに興味をもつことから。
どうやって動いているのか?など興味を持って勉強していくことが必要かと思います。

アプリケーションに強くなることも大切かと思います。
エクセルなどが使いこなせると、周りからの評価はグンとあがります。

あと、コミュニケーション能力は必要不可欠です。
人と会話することが苦手な方は、少しでも克服しましょう。

資格は、そのスキルを持っています、という評価につながりますから、
持っているに越したことはないと思います。

手始めに、情報処理技術者試験「ITパスポート」などいかがでしょうか?
続いて、「基本情報技術者」など取得できるといいですね。

マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)のエクセルなどは、エクセルの
スペシャリストとして活躍できます。

最近、セキュリティ関連の技術も重宝されてきています。

どれも頑張って取得して、損はない資格ばかりです。

まとめ


いかかでしたか?
ますますITについて知りたい!社内SEに私はなる!とワクワク感がでてきたでしょうか?

社内SEって、パソコンにだけ向かって作業していればいいと思われがちですが、
実はそうではない。ということがわかっていただけたでしょうか?

これからも需要がなくなることない仕事と思います。

SEと名の付く職種で、一番雑学が必要だったり、人とのコミュニケーション能力が
必要だったりと大変かもしれませんが、やりがいのあるお仕事でもあります。

ぜひITに関する知識を高めて社内SEという職種についてもっと理解を深めていただいて、
活躍してほしいと思います。

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