BIツールとは?BIツールを使用した自社開発の実業務!!

初心者
BIツールってなんですか?プログラミングとどう違うの?

タイトルをそう見て思う方が大多数ではないかと思います。大学で情報系を専攻していた私自身も実際に業務をするまでは、実際に触ったことも聞いたこともありませんでした。

この記事を読んだ方が少しでもBIツールについて知ってもらえたらと思います。知識の有無に関わらずどんな方でもわかるように、可能な限り難しい単語は使わないようにしたつもりですが、わからない単語があった際はすいません…

 

簡単に自己紹介

  

地方の国公立大学で情報系を専攻


大学では情報系の学科を専攻していました。在学中には、Java,C,C++,Rubyなど様々なプログラミング言語に関して勉強しました。(意味がわからなかったら、無視していただいて大丈夫です。)

当時の就職活動で重視していたのは、以下の2点です。
・自分が生きている内は潰れなさそうな企業
・福利厚生がしっかりしている企業
めちゃくちゃ安定志向が強かったように思います。
そして、メーカーの子会社でIT部門を担っている会社に内定をいただきそこに就職することに決まりました。

以下では、その企業での業務内容を書かせていただきます。

 

BIツールとは?


一言でいうと、データ分析ツールです!

みなさんが馴染みのあるWordやExcelでグラフや表を挿入する機能があると思います。そのグラフや表を、「より複雑な計算結果を元にグラフを作りたい!」「よりたくさんのデータを元に作りたい!」と思った時に使用するツールだと思っていただいて問題ないかと思います。
主な使用用途としては、企業の売り上げ分析や経営戦略を練る時に用います。

  

自社開発で使用したBIツール2つの紹介


ここからは実際に自社開発の際に使用したBIツール2つについて、簡単に紹介させていただきたいと思います。

① QlikView


Qlik社が開発するBIツールになります。
「②Dr.Sum」と比べると、プログラミングの要素も含まれており、正直とっつきにくかったです。
それに加えてQlikView独自の言語を勉強する必要があったので、技術を習得するのに苦労しました。

② Dr.Sum


ウイングアーク1st社が開発するBIツールになります。
表やグラフが視覚的に作れる箇所も多かったので、比較的素早く技術を習得できました。
転職前には、メインの保守担当になりお客様からの問合せなどには基本的には私が担当するということになっていました。
(その前に転職したので、結局担当になることはありませんでしたが。)
 
前述した通り、私の体感としては②Dr.Sumの方がプログラミングの経験有無に関係なく取り組みやすいように感じました。

 

実際の業務内容


では、実際にどのような業務をしていたかを簡単に説明していきたいと思います。
上記で記載した「① QlikView」と「②Dr.Sum」についてそれぞれ説明していきます。
  

① QlikView → 設計書の作成とプログラムの作成


QlikViewでは、主に設計書の作成、プログラムの作成、試験の3つを担当していました。
まず設計書というのは、建物でいう図面のようなものです。そのプログラムではどんなデータが使われるのか?どんな計算を行うのか?表示するときの文字の大きさや色はどうするか?などの内容が細かく記載されています。

そして、その作成した設計書を元にプログラムを作成していきます。自分で設計書を書いて引き続きプログラムを作成する場合もあれば、他の方が書いた設計書を元にプログラムを作成するという場合もありました。後者の場合は、不明点をその都度確認し作業を進めていくという感じです。

最後に試験です。プログラムが正常に動いているか?表示したい内容のデータは表示されているか?などをひとつひとつ確認していきます。

  

② Dr.Sum → お客さんとの打ち合わせもあり、様々なことを経験


基本的には「① QlikView」と業務内容は変わりませんでした。
設計書を作成する→プログラムを作成する→テストをするという流れは同様です。

違う点があったとすると、Dr.Sumに関しては保守作業もしていたということです。
保守作業というのは具体的にいうと、実際にお客様(実際にDr.Sumを使って業務をしている方)のところに行き打ち合わせをし、要望を聞いてその要望に沿った改善するといった作業になります。
また、緊急で対応してほしいという問い合わせがあった場合は、今やっている作業の手を一旦止めてその対応をするということもありました。
 

色々考えた結果フリーランスに転職

  

業務をして正直に感じたこと


新社会人になって2年目の時に思い始めたことは、「思ったよりお客様と触れ合う機会が少ない!」です。フリーランスになったのは、社会人3年目の時でしたがそれまでにお客様と打ち合わせをした回数は3回です。

元々人と話すのは好きな方だったので、「SEになってもお客様と関わるような仕事をしたい!」と思っていた私にとっては少しギャップを感じる部分がありました。

  

フリーランスになった3つの理由


フリーランスになろうと思った理由としては、以下が主な理由です。
・もっと汎用性のある技術を身につけたてどこでも活躍できるようになりたい!
(「いろんな現場で経験値を積みたい」というのも大きかったです)

・知り合いのフリーランスの人に話を聞いて、疑問が解消ができた!
(今でもその方にはお世話になっています。)

・毎月の手取りを増やしたい!
(ボーナスは無くなりましたが、手取りの金額は上がりました)

大前提、フリーランスという選択が必ずしも正解だとは私自身も思っていません。
ただ、世間的に見てもフリーランスという働き方は一般的になりつつありますし、今後の一つの選択肢として視野に入れておいて損はないのではないかと思っています。

プログラミング初心者にはとっつきやすいBIツール!

結論として、私はBIツールはプログラミング未経験者の方は手が出しやすい分野だと考えています。

視覚的にわかりやすい部分も多いですし、よくドラマでハッカーのパソコンに表示されている画面(黒い背景に英語の文字列が羅列されている画面)を見ることは、BIツールを使う上ではまずないのではないかと思います。

矛盾してしているかもしれませんが「汎用性が低い」というのは、捉え方を変えれば「BIツールを触れる人は少ない」とも取れるます。「差別化がしたい!」「みんなと違う技術を身につけたい!」と考えている方には一つの手段として良いのではないかと考えています。
ただ、データを扱うツールになりますので最低限のデータベースに関する知識は必要になってくると思います。

私の体験談が少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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