実務経験ゼロ!!ほぼ素人がうっかりweb系企業に就職して分かった、必要最低限な知識とスキル!

未経験の人
実務経験がゼロの人でも、Web系企業で仕事していけるの??

実務経験ゼロの人のが、Web系企業で仕事を続けていくは初めはやっぱり大変です。
でも、必要最低限の知識とスキルさえあれば、後は実務をこなしていくうちに仕事が身についていきます。

実際に私も実務経験ゼロの素人でした。

そんな私がweb系企業に就職していた4年間を振り返りつつ、「素人がWeb系企業で仕事をするにあたって、必要最低限の知識やスキルはいったい何か?」を、実体験を元にお伝えしていきたいと思います。

書いた人:ココットナコ
Web系企業に4年勤めた後は、カナダに語学留学。

現在は、とある就労支援事業所のデザイン部に所属して、サイト制作などをしています。また、IT系のボランティアでパソコン関連のサポート業務やサイト制作のお手伝いもしています。

はじまり


趣味で簡単なWebサイトを作った事をきっかけにweb系企業に就職したものの、実務経験ゼロのほぼ素人の私。

就職先では、サイトを作った経験からHTMLなどを使うコーディングの職種になって、さらに実務を積んで色んなサイト制作に必要なプログラミングを学び、ゆくゆくはweb系のプログラマーになるのかなぁ……。

そんな漠然とした未来を想像して出社した初日。
この時は、素人でWeb系企業に就職しちゃった大変さなんて考えてもいませんでした。

自分の知識やスキルのなさを思い知らされたよ編


私が就職した時点であったスキルはHTMLのみ。パソコンの知識としてはネット検索や書類作成といった程度。あとは、画像処理系ソフトを少し利用したことがあるくらい。

ちなみに就職先のWeb系企業での職種名は「Webコンテンツプランナー」。はて、コンテンツプランナーとはいったい何ぞや。仕事内容も分からないまま実務が始まるのですが……。

仕事を始めてすぐに、
プログラマーさんから冷たいまなざし。
デザイナーさんからも……。
さらには、同じプランナーからも……。

根本的な原因としては、「仕事の会話ができないっ!!!、IT用語が理解できない!!」。つまり、私が全然仕事できないっ!が最大の理由でした……。

そりゃそうですよね……。ほぼ素人ですもの。

そして、就職してから最初の約半年間は、会議室の予約やバグリストの作成などの雑務をする事になりました……。
 

ほぼ素人にとって必要最低限の「5つの知識」だよ編


半年かけて実感したWeb系企業で仕事をするうえでの必要最低限の知識は次の5つでした。

1.「IT用語」に関する知識
2.「ネットワーク」に関する知識
3.「サーバー」に関する知識
4.「パソコンの仕組み」に関する知識
5.「プログラミング」に関する知識

これらの知識の概要を理解しておく事でした。ざっくりでいいんです。広く浅く知っておくことが素人には大事でした。

なぜ、広く浅くなのか?
実はみんな繋がりがあるから。

1つを深く理解するよりも、横の繋がりとしてそれぞれの関係性を理解する事で「Web系の仕事に関わる」全体像がイメージしやすくなりました。

まずは全体を把握し、その後1つ1つの知識を深めていくほうが私にとっては効率的だったんです。(毎月契約更新だったため、早く仕事で結果ださないと契約解除の危機。という切羽詰まった状態という世知辛い現実もありました。)

では、具体的にはどうやって身につけたか?
インターネットで検索、書籍・雑誌、仕事仲間(優しそうな人)に聞く。

今でしたら動画サイトで知識を身につける。でもいいと思います。

そこそこ必要な「2つのスキル」だよ編

次は、知識だけでなくスキルも身につけて「ちゃんとした仕事ができるようになりたい!」と考えました。

1.プログラミングのスキル(初級レベル)
2.画像処理ソフトが使えるスキル(初級レベル)

なぜ、スキルが必要だったのか?
仕事の会話ができるようになるため。
もう1つは、仕事仲間(プログラマー、デザイナーなど)の信頼を得るためでした。

では、具体的にはどうやって身につけたか?
必要最低限の知識を使いつつ、簡単なWebサイトを自分で制作してみるのがスキルを身につけるのが一番の近道でした。
例えば、お問合せフォームがあるような(サーバーの知識が絡む)簡単Webサイトを作ってみる。とかになります。

仕事の実態は「Webディレクター」だったよ編

さて、半年過ぎたころ、やっと知識とスキルが加わって仕事仲間が話している内容が理解できるようになってきます。仕事内容も雑務から本来の職種であるWebコンテンツプランナーとしての仕事を上司からやらせてもらえるようになっていきました。

そして、そのWeb系企業でのWebコンテンツプランナーという仕事内容の実態は「Webディレクター」という事も理解できたのでした。

またこの頃になると仲間達の態度が柔らかくなり、信頼を得られた事で仕事がスムーズに進むようになっています。

それぞれの仲間やっている仕事の大変さや依頼したい内容にどれだけの工数がかかるのかざっくり分かったのは、スキルを身につけたおかげでした。

つまり知識とスキルを身につけた事により、仲間の仕事内容に対して共感できることの大切さも学びました。

結局、勤めていた4年間で私が経験した仕事は「雑務」と「Webディレクター」でした。
最終的にはWebディレクターに着地して、ページボリュームのあるWebサイト改修の仕事を無事やり遂げる事もできました。

さいごに

今、改めて振り返ってみると、この必要最低限の知識とスキルはWeb系企業に就職するにあたって本当に「当たり前に必要な事」と感じています。

私があまりにもど素人すぎただけです……。
だからこそ、就職してからずっと心の片隅で疑問に思っていたことが1つ。

なぜ、ど素人の私がWeb系企業に採用されたのか?

思いきって当時の採用担当者だったプロジェクトリーダーに聞いたところ……。

「「女性」だったから採用した。」

という衝撃の事実を知る事となったのでした。(辞めた社員が女性だったので、男女の比率を合わせるために「女性」を採用したという……。)
そんな事が世の中あるんですね……。

何はともあれ、うっかりWeb系企業に採用されてしまった方が私と同じ苦労をしないように願うばかりです。この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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