
この記事では、、プログラミングを苦手としている私が自身の立場をもとに、
『学んでいてよかったと思える理由』を皆さまに紹介していきたいと思います。

最近よく聞くプログラミング
2020年になり、日に日にAIやIOTという言葉を耳にするようになりました。
それに加えて、プログラミングいう言葉も徐々に聞くようになりました。
近頃は、小学生向けのプログラミングスクールがあるとも聞きます。
なぜこれほどまでに、注目されているのでしょうか。
そもそもプログラミングとは
少し難しい話をすると、プログラムは、機械の電気信号を出力させるために、指示する言葉です。
プログラミングを勉強するまでの私は、このような言葉を聞くと???の状態でした。
しかし、シンプルにとらえると、プログラムとは、「言葉」です。
多くの日本人が日本しかわからない、アメリカ人には英語、といったように、
その相手に対して、適切な言葉で意思を伝達してあげる必要があります。
コンピュータを相手にしたときの共通の言葉がプログラミング言語というわけです。
なぜ必要なのか
ではなぜ必要なのでしょうか。
最近は多くのものがインターネットにつながれています。
2020年現在、この動きはどんどん活発になっています。
PC、スマホ、AIスピーカーなどあらゆるものが、情報の技術を使っています。
このような状況なので、企業側もこの情報化の波に乗ることも重要視しています。
この情報化に不可欠な技術そのものが『プログラミング』というわけなのです。
不安の払拭
結果から申します。
プログラマーでない方は、プログラミングをしっかり理解することは必須ではありません。
なぜか。それは、プログラムを書くということがすべてではないからです。
実際に私はシステム全般の企画から保守を担当していますが、プログラムを書くことはほとんどありません。
ただし、先ほど述べた通り、最近の製品の多くは、プログラムが組み込まれています。
プログラムは言語ということですので、英語と似たようなところがあると思います。
英語を完璧に理解しなくても海外にはいけますよね?それと同じです。
基礎部分を概念的なところだけでも頭にいれておくだけで、大丈夫です。
もちろん書けるほうが今から述べるメリットは多く得ることができますが、必須ではないとなると取り掛かりやすいですよね。
プログラムを学ぶメリット
デメリットは正直浮かばないのですが、プログラミングを多少ながら学習した立場から、社会人としてプログラムを学ぶメリットをご紹介します。
これを読んでいる皆様は、社会人や大学生でしょうか。
私はまだ2年しか企業での活動はしていないのですが、円滑にすすむ機会が多くあります。
新旧問わず、すべてのシステムの企画、保守を担当する中で、課題を解決するためには、仕様を決定する(どうやって実現するかを決める)ことが最も大事になります。そのため、すり合わせを行う機会は非常に多くあります。
プログラミングを経験していることで、実際に開発をされる方(プログラマー)の意見も理解でき、開発のタイムスパンについても多少の経験から推測することができます。
これは、私の業種に限ることがではなく、ほかの部署、ほか分野の方でも同じことが言えます。
なぜなら、ビジネスでは本当に多くの方が情報の技術に関わるからです。
達成したいことに対するアプローチが見えてきます。
プログラミングは正解というものが一つではありません。
アルゴリズムを考えることがプログラミングでは非常に大切です。
そのため、この経験が発想を豊かにしてくれます。
また、ある程度慣れると日常の困りごとくらいなら、自分のプログラミングで解決できます。
プログラミングを少しやるとわかりますが、動くものでも条件を変えると思うように動かなくなることはよくあります。
そのため、いろいろなことを考え、条件を網羅する必要があります。
この考えは、新たな企画、提案の規模にかかわらず、非常に大切です。
もれなく、効率よく、課題を解決する必要があります。
このときにプログラミングをした経験がいきてくるのです。
どんな仕事ができるか
私の例を少しだけ紹介いたします。
仕事内容としてはシステムの企画と保守を2年ほどやっています。
このような内容ですので、オフィスのツールを使って、資料をまとめ、調査して、共有するということが主な業務となります。
この仕事ではプログラマーになる手前の知識を持つことが必要とされています。
実際にプログラミングは行いませんが、最低限はプログラムの知識がないとやっていけません。
そのため、自分で開発したいという方には物足りないかもしれません。
社会人としての成長に目を向けますと、プログラミングから、ネットワーク、セキュリティと
広げていくことが、私の分野(企画から保守までを行うシステムエンジニア)のキャリアパスになると思います。
このキャリアパスに合わせて、資格もITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、スペシャリストと多岐にわたっています。
まとめ
私の経験を少し交えながらプログラミングについて述べてきましたが、
お伝えしたいことは、プログラミング学習はメリットが多いということです。
「技術職ではないし必要ないだろう」と思っていた方もいるかもしれませんが、今はもうみなさまがプログラミングの知識を有するべき時代となっています。今ならまだ遅くはなく、むしろ強みになると思います。
興味本位のレベルでいいので、学んでみることをおすすめします。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
知っておくと何かいいことがあるの?