【体験談】TECH::CAMP(旧TECH::EXPERT) 夜間・休日コース

エンジニア転職希望者
TECH::CAMPでプログラミングを学びたいけど、実際のところどうなんだろう?
未経験からエンジニアになるために、プログラミングスクールに通うという方法があります。

ここではTECH::CAMPについて、私の体験談を元に感想を述べていこうと思います。
TECH::CAMPに通うか迷われている方のご参考になれば幸いです。

卒業生
私は2019年6月から2020年1月まで、TECH::CAMP(旧TECH::EXPERT) 夜間・休日コースに通い、働きながらプログラミングを学習しました。元々SESの会社で機械設計業務に携わっていましたが、TECH::CAMP卒業後に会社の方でC言語の組み込み系開発への異動が決まったため、独学でC言語を学習しました。その部署でC言語の開発を1年経験した後、組み込み系ではなくWeb系でキャリアを積みたいと思い、別のプログラミングスクールでJavaを学習し、Web系のSESの会社へ転職しました。今年の3月から業務開始予定です。そのため、TECH::CAMPの転職サポートは受けていないのですが、同じ受講生から聞いた体験談も含め感想を述べていこうと思います。

テックキャンプ公式サイト

TECH::CAMP夜間・休日コースを選んだ5つの理由

働きながら受講できる


私が受講した夜間・休日コースは働きながらプログラミングを学ぶコースです。
短期集中コースは約10週間、朝から晩まで学習するスタイルですが、夜間・休日コースは約半年間かけて学習をします。

卒業生
私は平日は帰宅後に自宅で2~3時間、土日は教室で朝11時~夜10時まで学習をしました。土日が休日でない場合は他の曜日にスクールに行くこともできます。

ライフコーチ制度


受講生一人一人に専属のライフコーチがつき、学習をサポートしてくれます。
学習の進捗が遅れている場合や受講生同士の人間関係に問題があるなど、学習面で心配事がある場合は逐一相談に乗ってくれます。

卒業生
私は最初、「ライフコーチには恋バナでもなんでも相談してくださいね!」と説明を受けました 笑。実際にそのような相談はしなかったですが、定期的に一対一で話をする時間を作っていただき、親身に話を聞いてくださったので感謝しています。

受講料返金制度


受講後14日以内は理由を問わず、全額返金が可能です。

卒業生
仮に受講後にプログラミングに向いていないから辞めたい、学習が続けられないから辞めたいと思った場合、14日以内であれば受講料返還の対象となるので安心できます。

転職率99%


HPに記載がありますが、卒業生の転職成功率は驚異の99%です。
専門のキャリアアドバイザーが企業の紹介、履歴書の添削や面接対策をサポートしてくれます。

転職保証


規定の条件を満たしていれば、万が一転職できなかった場合は受講料が全額返金されます。

卒業生
転職サポートをしてくれて転職成功率が高く、さらに転職保証もついているスクールはなかなかないと思います。エンジニアとして転職をして、収入をあげることができれば受講料の回収もできるので、長期的に見てプラスとなるでしょう。

2つのいいところ

質問し放題


教室では対面、自宅などではオンラインで質問をすることができます。
常にメンターが待機しているため、待ち時間なく対応してもらえます。

卒業生
パソコンに詳しくなくてもメンターが丁寧にサポートしていただけるため、安心して学習ができます。

よくこのような疑問をもたれる方がいます。

エンジニア転職希望者
実務経験がない人がメンターをやっている、と言う話は本当でしょうか?

結論からいうと、本当です。
メンターにはTECH::CAMPの卒業生も含まれています。
現に、私と同じ受講期のメンバーの一人は卒業後すぐにメンターとしてアルバイトをしていました。

確かに転職活動などでは採用にあたり実務経験を重視されます。
しかし、受講生にとってはメンターの実務経験などは関係ないのではないでしょうか。

受講生がメンターに求めることは、プログラミングでわからないことを教えてくれることです。
実務経験などなくても、カリキュラムの内容を十分に理解しており、わかりやすく教えてくれさえすれば十分です。その点は安心してよいと思います。

卒業生
一回の質問につき一人のメンターが対応してくれますが、問題が解決しない場合は他のメンターに対応を変わっていただくなど臨機応変に応じてくれます。また、質問が終わった後に毎回メンターの対応についてアンケートが実施され、受講生の感想をダイレクトに反映させる仕組みになっています。ですので、受講生にとってはこの上ない環境であると言えます。

受講生と交流ができる


同じ受講期の方と同時にカリキュラムをスタートさせるため、良い刺激となります。
ライフコーチやメンターに聞きにくいことも相談しあったり、切磋琢磨することができます。

卒業生
受講生同士で飲み会を開いたり、プライベートでも交流を深めたりできます。私は卒業した今でも、当時の受講生の人たちと連絡を取り合っています。

2つのよくないところ

カリキュラムがハード


カリキュラムが思った以上にボリュームが多いです。

さらに、期間内にカリキュラムを完遂できない場合は追加で延長料金がかかるため必死です。
そのため受講期間はほぼ遊べないと思ってよいでしょう。

また、個人的な感触ですがカリキュラムを完遂できずにリタイアする人が多い印象を受けました。

卒業生
開始時は12人いた同じ期の受講生のうち、約半数が途中でリタイアしました。それでも他の受講生と比較してリタイア率は低い方らしいです。リタイアすると転職サポートも受けられませんし、開始14日以降は受講料も返金されないので非常にもったいないです。

転職成功率99%だけど・・


TECH::CAMPの転職成功率と自身の転職活動の成功率は必ずしも一致するものではありません。

まず、転職サポートを受けるためにはカリキュラムを完遂することが大前提です。
言い換えるとTECH::CAMP受講生全員の転職成功率が99%ではなく、TECH::CAMPのカリキュラムを完遂し転職活動を真面目に取り組んだ人の転職成功率が99%ということです。

また、TECH::CAMPのサポートに限らず、エンジニア未経験での転職は年齢が上がるにつれてハードルが高くなるため、カリキュラムを完遂できたとしてもなかなか転職が決まらない人もざらにいます。

卒業生
私は転職サポートを利用しなかったのですが、同じ期の30代の受講生は他の転職サービスで応募した数を含めると、100社以上応募して書類選考通過が4~5社程度で、卒業から1年経った今でも転職活動を継続しています。その方はカリキュラムを前倒しで終わらせるくらい学習姿勢がとても真面目で優秀な方でした。これが現実です。

TECH::CAMPの受講に向いている人

金銭に余裕がある人


TECH::CAMPの受講料はお世辞にも安いとは言えません。
一般的な国公立大学の学費以上の金額です。
分割で支払うこともできますが、支払い回数分の利子がかかります。
ですので、自身のお財布事情を加味しながら受講を検討すると良いでしょう。

能動的に学習する覚悟がある人


いくらライフコーチやメンターのサポートがあるといえど、学習するのは自分自身です。
能動的に学ぶ姿勢と絶対に学習をやりきるという覚悟がないとカリキュラムを完遂するのは難しいでしょう。

まとまった時間が取れる人


平日は残業が多く、土日も会社に出勤しているような人は受講をおすすめしません。

卒業生
学習開始時に最低でも週25時間の学習を継続する必要があると説明がありました。単純計算で1日平均3~4時間です。私はまだ独身で職場も残業が少なかったので時間の確保は容易でしたが、時間がない人は本当にしんどいと思います。

33歳未経験者のTECH::EXPERT(現TECH::CAMP)体験談

2020年8月23日

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