
という疑問に答えたいと思います。
現役プログラマーの視点からいうとプログラマーに資格は不要です。ただし、例外としてインフラエンジニアの場合と、会社が資格取得に報奨金を出している場合は有用になります。
ちなみに僕は資格無しで30代後半未経験からwebプログラマーになりました。僕のまわりの現役プログラマーでIT系の資格を持っている人はいません。
プログラマーに資格は必要あるのか。
そもそもどんな資格があるのか

そもそもIT系の資格試験とはどのようなものでしょうか。
基本情報技術者試験、PHP技術者認定試験、Javaプログラミング能力試験などIT業界には様々な資格があります。
PHP技術者認定資格を例に出すと、PHPの資格の中で最もポピュラーな試験です。難易度は初級と上級にわかれ、初級の場合は試験時間は60分で4択問題がでます。
たとえばこんな問題が出ます。
PHPについて誤っているものを1つ次の記述の中から選択せよ。
1. スクリプト型の言語であり明示的にコンパイルせずにプログラムを実行できる。
2. Webアプリケーション用の言語として大規模なシステムから小規模なシステムまで広く利用されている。
3. Webアプリケーション以外での用途にも利用でき、コマンドラインから実行する環境もある。
4. プログラムを一行づつ読み込んで実行するスクリプト型の言語であるため速度が求められるWebアプリケーションには不向きである。
答えは4です。
こういう問題が40問出題されて、7割以上正解したら合格になります。
問題を見てもらってわかるとおり、PHPの資格試験ではコードを1行も書きません。必要なのは教科書を読んで暗記する能力です。究極的には全くコードを書けなくても資格取得ができます。
このように実務と資格のテストがあまりにかけ離れているため、web業界で資格を重視している会社は皆無です。
プログラマーに就職したい場合は、資格よりもポートフォリオの完成度をあげる事をおすすめします。
資格をとった方がよい場合
会社が資格取得に報奨金を出している場合(主にsler)

web業界ではなくsler業界の会社は資格取得を重視している場合があります
slerとは大規模な下請けのシステム開発です。主に官公庁や銀行のatmのシステム開発などが主で、何百億、何千億というお金が動きます。
web系企業と異なり、一番多く使う言語はJava、データベースはオラクルを使う事が多いです。
slerの場合、社員がJavaやオラクルの資格を持っていると、仕事を受注しやすくなります。さらに、高単価で社員を派遣しやすいので資格の取得を奨励しています。
sler企業にいて、自社が資格の取得に報奨金を出している場合は資格取得でお金を稼ぐのはありです。
インフラエンジニアは資格取得するのはあり

プログラマーの実力はポートフォリオを見たら実力は一目瞭然ですが、インフラエンジニアは成果物がありません。そのため、インフラ関係の資格をとって一定の知識の証明に使うのは有用です。
インフラエンジニアの場合はまずLPICがおすすめです。LPICはLinuxの技術者認定資格です。
web業界はLinuxでサーバーを構築することが多いので、LPICはだいたいの会社で評価されます。難易度が3段階に別れているので、とりあえず一番簡単な資格からとることをオススメします。
また、もう一つオススメなのがaws認定資格。いまやweb業界はaws抜きでは回りません。awsは本当に難しいので、理解しているエンジニアは引く手あまたです。
aws認定資格も5段階にわかれています。awsに対する一定の知識があることの証明になるのでおすすめの資格です。
ただし、awsの発展した知識は英語のサイトにしかありません。勉強する場合はある程度の覚悟が必要です。
資格を取る暇があったらコードを書こう

まとめると資格取得が有用な場合は以下の通りです。
・sler系などで会社が報奨金を出している場合
・インフラエンジニアで成果物がない場合
逆に言えば、このどちらかに当てはまらない場合は資格取得は不要です。資格の勉強と実務がかけ離れているので、資格の勉強している暇があったらコードを書いていた方がプログラミングスキルは向上します。
もし就職や転職を有利に進めたい場合は、資格の取得よりもたくさんコードを書いてポートフォリオの充実にはげみましょう。