
さあ、プログラミングを勉強しよう!といった時に行きつくのが、複数あるプログラミング言語の違いだと思います。
代表的なプログラミ言語といえば
・C言語
・Java
・HTML
・CSS
・PHP
・JavaScript
etc…
私は最初、プログラマー育成の企業の研修を受けた際、Javaを勧められ、スタートはJavaから入りました。
しかし別のIT企業にかかわった際はPHPを求められ、初心者でもすぐに学べる言語だよ!ということで、次にPHPを学んでいます。
今回は初心者に推奨されやすい「Java」と「PHP」という言語に絞ってご紹介していきましょう。
1.Java、PHPとはそもそもどんな言語なのか?

プログラム言語は様々ありますが、もちろんそれぞれに特徴があります。
例えば、韓流映画が好きな人は、韓国語を。
音楽を学びたいと思えば、イタリア語を勉強する。
といったように、自分が興味があるものに応じてどの国の言葉や文化を勉強するかは変わってきます。
それと同じように、自分がどんなものを作れるようになりたいかに合わせて、最初に学ぶ言語を選択することが大切です。
結論から言ってしまうと、JavaよりもPHPのほうが簡単です。
しかし、PHPよりもJavaのほうができることが多い。
それらについて、具体的に説明していきましょう。
ステップ1 Javaとは?
Javaとは、1995年に誕生したプログラム言語です。
初心者の勉強用としてすすめられることも多いとはいえ、プログラミング言語の中で最も人気の言語といえるでしょう。
これは、初心者向けの易しい言語だから、ということが理由ではなく、汎用性があり、あらゆる機能を作ることができる、という点において便利なプログラミング言語だからです。
具体的には、あなたが手に持っているスマートホンのニュースアプリであったり、PCのデスクトップアプリ。おなじみのMicrosoftOfficeもJavaを用いて作られています。
さらにはカーナビや家電などにもJavaのプログラムが組み込まれているなど、Javaをマスターすることで本当に様々なものに携わることができます。
そもそもJavaという言語は、もっと昔から存在しているC言語やC++言語というプログラミング言語を、より分かりやすく、使いやすくするために作られたプログラミング言語なのです。
初心者向け、とは言いましたが、実は初めて触れるには少し難しい点も多く、Javaから学習した人たちは挫折していく人も少なくはありません。
しかし、Javaを習得することさえできれば、C言語やC++言語はその応用。それ以外の言語にも共通する点が多く存在する、という特徴があるため、将来、プログラマーとしてステップアップしていきたいという人たちには最適な言語だといえます。
実際に私が勉強したのもJavaが初めてでしたが、Javaでの知識が生かされ、ほかの言語を始めて勉強させてもらった時にものみ込みがいいね!と褒めてもらったことがあります。
ステップ2 PHPとは?

次に、PHPという言語について説明していきます。
私はJavaの次に勉強したのがPHPでした。
率直に言うと、JavaよりPHPのほうが圧倒的に簡単です。
Javaを勉強したことがあるからこそというのもあるかもしれませんが、それでもこの二つにははっきりと差があるほどに、私には易しく感じられました。
PHPは、Webサービスに特化したもので、HP作成や企業の会員用サイト、通販サイトなどによく用いられることが多いプログラム言語です。
併用してHTMLやJavaScript(名前はJavaと似ていますが全く別物です)も一緒に学ぶ必要がありますが、これらは、自分で書いたプログラムがサイトとして目に見えるため、自分でそれぞれのコードの違いや誤りがわかりやすくなっています。
ブログやHP作成に携わったことがあるという人は、案外すんなりとできるようになるかもしれません。
しかし、Javaと違い、多岐にわたり色んなことができるというわけではありません。
その分、初心者が最初に学ぶためには、わかりやすく、さらに需要もあります。
HTMLやCSSでの限界やできない部分をPHPで補う、ということも少なくないため、HPをもっとかっこよくしたい!機能を増やしたい!という方にはうってつけのプログラミング言語です。
Javaより簡単、ということから、敷居も少し低めなPHP。これは、企業からも重宝されます。
あまり込み入ったサイトやアプリはいらないけれど、自分の会社をしっかりアピールして、そして顧客もしっかりつかむことができるHPが欲しい。
そういった企業は山のようにあり、求人も非常に多いのです。
2.プログラミングでやってみたいこと3つ
前述でJavaとPHPの特徴について説明していきました。
それでは、将来あなたが作ってみたいものに対して、どの言語を勉強したらいいのかを上げていきましょう。
その1 ホームページ作成をレベルアップさせたい!
結論から言うと、PHPをお勧めします。
PHPは前述でも言ったとおり、Webサービス向けのプログラム言語です。
Javaはたくさんの機能があるために、学ぶべきことも多く、HPでは活用しないことでも、エラーを起こさないために学ぶ必要があります。
ホームページ作成をしたい、会員登録やメンバーサイトを充実させたい、といった内容であれば、PHPそしてそれと併用して、HTMLやCSS、JavaScriptを勉強していくと、満足のいくホームページ作成ができるようになるはずです。
その2 とにかくかっこいい!プログラミングを極めていきたい!
かっこいい!となると、Javaを学ぶべきでしょう。
プログラマーというのは、かっこいいイメージがありますよね。
Javaは何でもできます。ゲームも作れますし、車関係の仕事や電化製品、最近のものだとIOTの研究にも携わることができます。
しかし、忘れないでください。Javaは初心者も学ぶことができるだけわかりやすく作られているとはいえ、根気がいります。
現場で戦力として働くためには、本当にたくさんのことを学ぶ必要があります。
できない!動かない!原因がわからない!
というのが当たり前の世界です。
しかし、極めることができれば何でも作ることができます。
そして、いろんなプログラム言語を学ぶこともできるようになります。

すごく、かっこいいですよね。
その3 仕事として堅実にプログラムを学習していきたい!
仕事にしたい、ということであれば、どちらの言語でも大丈夫でしょう。
しかし、前述したとおり、Javaのほうが敷居が高く、難しいです。しかしJavaをマスターすることができれば、様々な仕事ができるようになるでしょう。
方やホームページ作成、という仕事もこれからもたくさんの需要があります。企業・会社というものが存在する限り、これらも途切れることはないと思います。
いち早くプログラマーとして働いていきたいならPHP。
しっかり下積みを積みながら、いろんな仕事に携わりたい。もしくは、自分で新しいものを作りたい。という人はJava。
あとは、その1とその2。どちらに興味があるのかによって選択していくと良いと思います。
3.プログラマーになるために重要なこと
いずれににせよ、プログラマーになるためには、勉強と根気が必要です。
全く自分が触れたことがない知識を1から学ぶということ。
意志さえ続けば独学でも、最近は本だけでなく様々なサイトでも学ぶことができます。
金銭・時間に余裕があれば、プログラミング教室に通うのもよいでしょう。
中には、仕事をしながら研修として学ばせてくれる機会もあります。
企業を選択した場合、研修とは言えど仕事です。かなり厳しい規制があります。
何よりも大事なことは、自分が何を作りたいのか、という理想を忘れないよう、素敵なプログラマーを目指していってください。