Android開発は難しい? 必要なプログラム言語は?(これからAndroid開発を行ってみたい方向け)

1.はじめに


この記事では、Androidアプリ開発に興味があり、今後開発をしてみたいが

  • プログラミング経験がない、もしくは知識が浅い
  • 何から始めればいいのかわからない

方を対象としています。

そんな方の導入のきっかけにしていただければ幸いでございます。

2.Androidアプリの種類

スマホアプリ
一口にAndroidアプリ開発と言っても、いくつか種類があります。

たとえば

  • Webアプリ
  • ネイティブアプリ

が挙げられます。

まずは上記の2種類について、概要を理解していただければと思います。

2-1.Webアプリとは?必要な知識は?


スマートフォンに搭載されているインターネットブラウザを用いて
利用するアプリを「Webアプリ」といいます。

スマートフォンに搭載されているインターネットブラウザを使用して利用する
GmailやGoogleドライブをイメージしていただけるとわかりやすいかもしれませんね。

実際のプログラム等は、「サーバ」と呼ばれる機器に配置し
利用者からの要求に応じた結果を、サーバで処理し利用者に結果を戻すイメージとなります。

アプリを作成するには、以下の知識が必要となります。

  • アプリを作成するプログラミング知識
  • クライアントサーバシステムに関する基礎知識

企業レベルで活用している、大規模で実用的なアプリを作成する場合
上記の他にネットワークやデータベースに関する知識も必要になります。

2-2.ネイティブアプリとは?必要な知識は?


GooglePlayストア等で、アプリ本体をダウンロードし
スマートフォン本体へインストールが必要となるアプリを「ネイティブアプリ」といいます。

開発者は、ローカルの環境にてアプリの開発を行い
インストール用モジュールを作成し、GooglePlayの審査を経由して一般公開されることになります。

Webアプリと同様に、作成するにはプログラミング知識が必要となりますか
クライアントサーバシステムの知識は必須ではありません。
(もちろん、知識の引き出しという点においては知っていて損することはないとは思いますが)

3.開発に使用する言語


Android開発において主流となっている言語として、以下の2つが挙げられます。

  • Java
  • Kotlin

※ 他にもC++、Rudyなどが使用されるケースもありますがここでは上記2点を挙げさせていただきました。

筆者が現場で使用することが多かった言語はJavaとなりますが
近年では、Kotlinに移行する流れが流行りつつあるようです。

あくまで主観ですが、Javaを習得している方にとって
Kotlinは似ている部分が多く、違いだけを覚えてしまえば習得コストが少なくて済むという理由かと思われます。

例えばJavaで作成された既存アプリに対して
機能すべてを他言語に移行するには膨大なコストがかかります。

当然ながら、移行したい言語に対する有識者も必要となりますし
既存の開発要員を育成するにもそれなりのコストがかかります。

4.これからAndroid開発エンジニアを目指したい方へ

学習
現状のAndroid開発現場におけるトレンドに合わせるのであれば
JavaとKotlinの2言語は習得しておくことを推奨いたします。

いずれの2言語についても、関連書籍や学習用のWebサイトも数を増やしていますし
Android開発環境の導入についても、数多くの情報が出回っており
開発者にとって非常に心強い状態であるといえます。

併せて、問題に直面した場合に気軽に解決策を相談できるコネクションがあるかどうかによって
習得速度は段違いに跳ね上がるかと思います。

多少暴論にはなってしまいますが、プログラミングの基礎ができている方にとっては
使用している言語が何になろうと、多少の学習期間があればある程度の形にしやすいことが多いように感じます。

これまで一度もプログラミング自体に触れたことがないという方につきましては
まず、プログラミングの基本中の基本である「順次、分岐、繰返」について
なんらかの形で学習することをおススメいたします。

5.開発環境について

開発
一昔前は、やれ何かをインストールしたり、何か設定をしてくださいだの
初心者の心を折るのに十分な要素があれこれあったのですが
近年においては、IDE(統合開発環境)という便利な開発ツールがあります。

要は「これさえあれば、基本的な開発はすぐできる」的なモノで開発に着手するのが一般的な流れとなります。
開発者のための開発者が、便利なツールを数多く提供している状況ですので
開発の導入に関する敷居は低い状態であるといえると思います。

6.まとめ


冒頭で触れたとおり、Android開発における概論の部分について
記載させていただきましたが、Android開発についてはようやく学習のためのインフラが整いつつある状況です。

やってみたいけど・・・とお考えの方にとって
本記事が何かしらのきっかけとなっていただけますと幸いでございます。

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