
最近では誰でもスマートフォンやパソコンなどを通じて様々なアプリケーションに触れています。
プログラミングはそういったアプリケーションを開発するためのプログラミング言語を使ってプログラムを開発していくものです。
始めてプログラミングを始める時に注意したいのが、自分でどういったプログラムを作りたいのかという目的と、適した方法を確認することです。
プログラミング言語によっては実用的なアプリケーション開発に相当な知識と時間が掛かるもの、スマートフォン向けのアプリ開発がしたいのにパソコンのアプリケーション向けの言語であるなど目的別に適した言語があります。
今回はプログラミングを始める4つのステップと、おすすめのプログラミング言語について紹介していきます。
プログラミングを始めるときに必要な4ステップ!

この記事を書いている私は初めてプログラミングを学習する際にC言語というプログラミング言語を使っていました。
理由は当時プログラミングの入門サイトなどでプログラミングの基本が学べること、有名な開発のためのアプリケーションがあり、初心者でも導入しやすいことなどがありました。
もともとWindowsのアプリケーションに興味を持って、自分でも作ってみたいと始めたプログラミングですが、C言語はプログラミングの正確な理解が必要になってくる言語で学習には向いていますが実用的なアプリケーション開発は数ある言語の中でも特に困難な部類に入るものです。
プログラミングは基本的に長時間パソコンに向かって延々とコードを打ち続ける作業です。
始めたばかりのときに何より大切なのはモチベーションを維持して、少しづつ自分の目的に近づいていると実感することだと思います。
1,どんなものを作っていきたいのか考える

プログラミングの何に興味を持ったのか、これからどんなものを作っていきたいのかはプログラミング言語を選ぶ時や、学習の進め方に大きく影響します。
広く興味を持って、なんでも作っていきたいと思う人でも取り敢えず始めは作りたいものを一つに絞ってみると良いでしょう。
特に始めの頃は覚えること、理解しなければならないことが多く混乱のもとになります。
2,作りやすいプログラミング言語を選ぶ

どんなものが作りたいのかはっきりと考えた後はそれを作ることに適したプログラミング言語を選ぶ必要があります。
作りたいものに適した言語であれば開発を容易にするためのツールがあること、目的の情報が得やすく初心者でも悩まずに学習していくことが出来ます。
視覚的にウィンドウを使ったアプリケーション開発が出来るC#

特にC言語の様な言語だとOSの理解やウィンドウを表示するための多くのコードを書いていく必要がありますが、C#であればそういったウィンドウの管理を意識せずにプログラムを開発していくことが出来ます。
スマホアプリ向けの言語

JAVAはWindowsやスマートフォンといったプラットフォームを意識せずにプログラミングをしていくことが出来る言語です。
スマートフォンではAppleのiOSとGoogleによるAndroidといったOSが使われていますが、JAVAはどちらにも適した開発言語です。
歴史あるプログラミング言語なので文法が固く、学習の難易度は高くなります。
・Swift
Swiftはスマートフォンアプリのなかでも日本で一般的なAppleのiOSアプリやMacのアプリ開発に使われるプログラミング言語です。
また新しい言語なので高い開発効率と学習の容易さが特徴の言語になります。
WebデザインやWebサービス開発向けの言語

Webサービスの開発では、ユーザー側で実行される(フロントエンド)のプログラム開発と、サーバー側で実行される(バックエンド)のプログラム開発に大きく分かれます。
Webデザインはこのフロントエンドのプログラムによって動的にWebサイトなどのデザインを作っていくことが出来ます。
バックエンドではユーザーにどういった情報を送信するか、ユーザーから送られてきた情報をどう処理するかといったプログラムを開発します。
JavascriptはWebサイトのデザイン目的でよく使われている言語です。
Webサイトを表示したユーザー側で実行されて、デザインの動的な変更やサイトを提供しているサーバーとユーザー同士のやり取りに使われます。
Webブラウザ上で動作する唯一のプログラミング言語で今後も安定した需要があります。
・Ruby
RubyはWebアプリケーションを開発する際に使われる言語です。
プログラミング言語としては珍しく国産の言語で、日本語の情報が多いので英語が苦手でも学習して行きやすい利点があります。
また開発コンセプトとして、プログラマーが楽しくプログラミングをしていけることを考えて作られているので、慣れてくるとストレスなくプログラムを開発していくことができるでしょう。
・PHP
PHPはWebアプリ向けの言語の中でも特に初心者におすすめの学習しやすい言語と言われます。
開発環境の導入も比較的容易で、現代でも非常に高い需要を持つプログラミング言語です。
ゲーム開発に適した言語

C#はUnityというゲーム開発アプリケーションに使われていることもあってゲーム開発に最もおすすめの言語と言っても過言ではありません。
Unityではパソコン、スマホなどのあらゆる機器に向けたゲーム開発をすることが可能で、分野を問わずあらゆるゲーム開発に使えます。
・Swift
SwiftはAppleのiOSやMac向けのゲーム開発によく使われる言語です。
Swift自体が初心者でも覚えやすい言語であることもあって、Unityを使わない自由なゲーム開発やゲーム開発のプログラミングについて一から学んでいきたい人におすすめです。
3,選んだプログラミング言語の開発環境を構築する

プログラミングを書くためには一般的に開発していくためフレームワークと呼ばれるものを使います。
フレームワークというのは開発に必要な機能を一つにまとめたものです。
例えばC言語やC#であれば「Visual Studio」、Rubyでは「Ruby on Rails」というものが有名です。
こういったプログラミング環境の構築はプログラミング言語によっては初心者に優しくないものもあるので、言語を選ぶ際には導入に苦労しないものがおすすめです。
誰でもすぐにプログラミングを始められる言語「Javascript」

Javascriptはブラウザ上で動作させることが出来る言語なので、誰でもすぐにプログラミングをしていくことが出来る言語です。
導入の手間がなく、あまり知識がなくともブラウザを使った実用的なプログラムが作れることもあって初心者の学習にもおすすめのプログラミング言語です。
4,学習のための情報をどこから得るか
自己解決能力が身につく独学

独学は本やWeb上の入門サイトなどから情報を得て自分の力で学習していく方法です。
学習のコストが安くなり、目的に向けた自由なプログラミング学習をしていくことが可能です。
発生した問題や分からない所などは自分で解決しなければならず、場合によっては何時までも学習が進まないこともあります。
その分自己解決能力を身につけることにも繋がるので個人差のある方法だと言えるでしょう。
課程に沿って確かな学習ができるプログラミングスクール

プログラミング学習で躓きやすいのは、人に相談できずに分からないところがそのまま担ってしまうことです。
プログラミングスクールはコストが掛かる分、分からない所も人に教えて貰えるので確実に学習を進めていくことが出来ます。
プログラミング学習の基本は作ること

プログラミングの学習の助けになるのは何よりもまず、プログラムを思ったように動かせたという経験を重ねていくことだと思います。
本などからしっかりと情報を得たと思っていても、細かいところで理解の抜けや誤解していることというのはよくあるものです。
実際に沢山の経験を積むことでそういった誤解を解いて実践的なプログラムの開発力を身につけることが出来るでしょう。
そのためにははっきりと作りたいもののイメージを持って、実用的な開発をしやすいプログラミング言語を選ぶことが大切です。
特に独学で学習している時には分からないところで何時までも悩んでしまうことがありますが、そういった時にはWeb上のサービスなどを通して人に聞いてみることも良いでしょう。