
プログラミングをしていて、思ったように学習がはかどらない時や、開発が思うように行かない時などどうしても退屈に感じてしまうことがあるかと思います。
プログラミングは基本的にコードを延々と書き続ける作業が続き、特に思ったようにプログラムが動作しなかった時などのデバッグ作業は非常に退屈に感じるものです。
しかし退屈を感じながらではプログラミングの学習もアプリケーションなどの開発もはかどらないばかりかプログラミング自体にも嫌気が差して来るでしょう。
この記事を書いている私がプログラミングを学習していたときは、特にプログラムのデバッグ作業が途方もなく辛いものでした。
エラーの原因が特定できるまで何度もプログラムの処理を追いながら何度もコードを見直して、コードを書く時間よりもデバッグに多くの時間を割いていました。
当時はアプリケーションを開発したり望んだ機能を実現したいといった事ばかりが先行して、初めから綺麗なコードを書けないまま、デバッグを前提としたプログラミングをしていたように思います。
特にそのときはC言語を使ってプログラミングをしていたので、PCの動作への理解とプログラムのコードの正確さが求められて、エラーも複雑で理解しづらいものばかりでした。
他に良いプログラミング言語はないかと思い、様々な言語を試す中でJavascriptやRubyといったスクリプト言語と呼ばれる開発効率が高く、学習も比較的に簡単なプログラミング言語に魅力を感じました。
特にJavascriptを使用してのWebブラウザの拡張機能の開発は簡単に出来るばかりか実用的で、自分がプログラミングに楽しさを感じたのはこのときが初めてだったかもしれません。
実際に楽しさを感じてからはプログラミングへの理解も進み、デバッグに割かれる時間も飛躍的に短くなりました。
個人的にはプログラミングをしていくにあたって「楽しさ」を感じることは非常に大切なことだと思います。
今回は未経験、初心者向けに退屈せずにプログラミングを楽しんでやっていくためにはどうするべきかについて紹介していきます。
プログラミングに必要なのは「楽しさ」!
おすすめはスクリプト言語

スクリプト言語というものはプログラミング言語の中でプログラムを書くことや開発を容易にすることに重点をおいた言語のことです。
基本的には書いたコードをそのまま実行することが出来、プログラムのデバッグにも強い言語です。
代表的なスクリプト言語としてはPHP、Ruby、Javascriptといったものがあります。
PHP、初心者でも使いやすいWebアプリケーション向け言語

PHPはWebアプリケーション開発に向いているスクリプト言語です。
特にPHPはスクリプト言語の中でも人気の高い言語で、初心者でも学習しやすい構文の分かりやすさが特徴になります。
Ruby、楽しさに重点を置いた国産の言語

Rubyは数あるプログラミング言語のなかでも珍しい、プログラムを書くときの楽しさに注目して開発されたスクリプト言語です。
RubyもPHPと同じくWebアプリケーション向けの言語になります。
また国産の言語なので日本語の情報やコミュニティが盛んで英語が苦手な人でもしっかりと学習していくことが可能です。
Javascript、Webブラウザ上ですぐに実行できる手軽な言語

JavascriptはWebブラウザ上で動作されることが出来る唯一のプログラミング言語です。
プログラミングをしていくためにはプログラミング言語ごとに開発のために必要なアプリケーションをインストールしたりといった下準備が必要となってきますが、JavascriptであればWebブラウザ一つでもコードを書いて実行させることが可能です。
高度な知識がなくともWebブラウザに機能を追加したり、Webページを見やすく操作するといった実用的な利用ができるので、学習したばかりであっても楽しさを実感しやすいスクリプト言語だと思います。
プログラミングの楽しい所
・想像通りに処理を実装できたとき
自分で思いついた処理を思い通りに実現出来たときというのは達成感とやりがいの生まれる楽しい瞬間です。
うまく行った経験があれば次はどの様な処理が出来るかと考える時間も楽しくなってきます。
・実用的な開発ができたとき
折角プログラムを開発しても学習のためだけの有用に扱えないプログラムばかりを作っていてはやりがいがありません。
開発したプログラムを実際に使ってみて便利さを実感することはプログラミングにやりがいを生むことに良いでしょう。
・開発したものを評価されたとき
開発したアプリケーションなどを実際に他の人に使ってもらえることも楽しさに繋がります。
人からの評価があることで開発のやりがいが出てきます。
プログラミングで感じやすい退屈な所
・開発の先が見えない時
プログラムの全体が意識しづらい大きなプログラムを書いている時や進行度がわからないときはどうしても退屈に感じてくるものです。
特にC言語のような複雑なプログラミング言語は開発の進行度が分かりづらく、開発中は退屈に感じることが多くなりがちでしょう。
・エラーの原因が掴めないとき
デバッグの際のエラーの原因の特定はプログラミングで最も辛い時間と言っても過言ではないでしょう。
特に初心者などのプログラミングに慣れていない人であれば、原因が特定できないままプログラムの開発が完全に止まってしまうことにもなりかねません。
プログラミングに退屈さを感じたときには

プログラミングには誰でも大なり小なり、退屈さを感じたことはあるかと思います。
個人的にはそういった時、一度コードを書くことを中断してプログラムの全体像を意識して、落ち着いて整理し直してみたり、別の方法で処理を実現したりといったことをしています。
どうしてもプログラミングがうまくいかない時には、思い切って別の言語を試してみることも良いと思います。
楽しんでプログラミングをしていくためには

プログラミングを楽しみながら進めていくためには、何よりも達成感ややりがいを得やすいように開発していくことが大切だと思います。
そのために開発力に優れていて、気軽にコードの編集ができるスクリプト言語は初心者でも楽しめおすすめのプログラミング言語です。
C言語のような高度で正確な知識が求められるプログラミング言語も、複雑な処理をうまく実現できた時などには唯一無二の楽しさがありますが、やはりそういった楽しさを得るまでには相当な労力と時間が掛かります。
積極的にプログラムを開発していって、プログラミングの楽しさを実感していくことがプログラミングの理解を深めるために重要なことだと思います。
楽しんでプログラミングをしていくためにはどうしていくべきでしょうか?