
終身雇用の維持が難しいという報道がされてから日が浅いですが、転職を考えている人も多いのではないでしょうか?
プログラマーとしてしっかりと活動でき、待遇なども良い会社を選びたいですよね。
しかし、しっかりと自己PRするポイントを活かせないと、採用してもらえる確率が低くなってしまいます。
そこで、今回はプログラマー向け自己PRするポイントについて紹介します。
自己PRをうまくできると、面接以外にも、同じ業界の人と接した時に上手な自己PRをすることで新しい仕事に繋げていくこともできるので、参考にしてください。
未経験からプログラマーを目指す人は、こちらをご覧ください。
自己PRのポイントと仕方

プログラマーが転職する時に必要なポイントを見ていきましょう。
経験者と未経験者では、採用側から見る目が変わり、自己RPする時のポイントも変わってくるので注意してください。
特に、専門的な職業は、前歴まで何をしていて、今後何が出来るのかが大切なポイントになってくるので、そこを踏まえて紹介していきます。
専門性とIT系の技術者として何が扱えるか

IT系以外もですが、専門性が高い職業になると、今までに行ってきた専門的な経歴が重要になってきます。
プログラマーの場合の専門性とは、プログラミング言語と開発環境になり、何が使えるかが重要になってきます。
そして、技術者として何が扱えるかの部分は、Mac、Windowsなど様々な端末を使えたり、専門的なアプリを使える必要もあります。
分野別、必要なプログラミング言語

プログラマー分野別の必要な言語を見てみましょう。
業界によって使用しているプログラミング言語が異なるので、注意してください。
Webプログラマー

webプログラマーの仕事は、webサイトの構築が主な仕事です。
ZOZOTOWNなどのECサイトの構築やサイトの処理プログラムの実装や改善したりすることで、サイトの表示速度や表示結果を改善することも行います。
最近は、金融系システムのスマホ化や公共サービスのwebサービス化などで、仕事の幅がさらに広がってきています。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- PHP
アプリケーションプログラマー

アプリケーションプログラマーの仕事は、パソコンやスマートフォンなどで動作するアプリを開発するのが仕事です。
TwitterなどのSNSを始め、スマートフォンの登場でアプリが身近な存在になりました。
時代によってニーズが異なるので、仕事がなくなることはないでしょう。
- Java
- C
- C#
- PHP
- Swift
- Objective-C
ゲームプログラマー

パソコンゲームを始め、スマートフォンやソーシャルゲームなどの開発を行うのがゲームプログラマーの仕事です。
Nintendo Switchがスマートフォンと、PS4がPSVitaと連携したり、携帯できるものとの連携が行われているので、今後も役割が増えて行くでしょう。
- C
- C++
- C#
- Java
組み込み系プログラマー

組み込み系プログラマーの仕事は、家電や電子機器など身近にある機械に組み込むプログラミングを行うのが組み込み系プログラマーの仕事です。
エアコンの温度を測ったり、設定したりするプログラムや炊飯器の予約機能など家電まつわる仕事はなくなることはないので、今後も需要のある分野の一つです。
- C
- C++
- Java
- アセンブリ言語
通信系プログラマー

通信系プログラマーの仕事は、ネットワーク機器同士の通信システムの作成やテレビ会議などのクラウド通信プログラムの開発を行うのが主な仕事です。
給与や人事のクラウドアプリや公共システムのクラウド化など、クラウドサービスの普及によって、今後の仕事の幅と需要は増えていきます。
- C
- C++
- Java
汎用系プログラマー

汎用系プログラマーの仕事は、1台のコンピューターで一括処理できる様な大型のコンピューターを使い、金融システムや政府機関システムなど大規模な処理を必要とするシステムの開発を行うのが仕事です。
近年のパソコンの普及によって、開発に使用するモノがパソコンに置き換わりつつあり、今後の汎用系プログラマーの需要があるかは見通しがありません。
また、年齢層も50代以上と若手人材が少ないのも特徴の一つです。
- Java
- COBOL
- FORTAN
- RPG
オープン系プログラマー

汎用系が専用の機械で相互性のないモノを使うのに対し、オープン系はパソコンなど相互性のある機械を使って、汎用系が作っていたシステムを開発するのが仕事です。
汎用系が行っていた仕事をパソコンで行うので、仕事内容も金融システムや公官庁のシステムの開発を行います。
汎用系の仕事がオープン系に置き換わるので、今後も需要があるでしょう。
- Java
- JavaScript
- PHP
- C+
- C#
- Ruby
IT系技術者として、使えた方がいいモノ

プログラマーの仕事は、プログラミング言語を使えることは必要ですが、仕事の効率自体を改善するためにも様々なモノが使える必要があります。
簡単にまとめると、
- OS
- チャットアプリ
- コードのチャック、管理ツール
- バージョン管理システム
- ポートフォリオ
などです。
現場環境によって、WindowsとMac両方使ったりするのでどちらも使える必要があり、チャットアプリに関してはプログラマーの世界はSlackが必須ですが、会社によっては他のアプリも併用しているので様々なモノを使えた方がアピールできます。
コード管理やバージョン管理と言えばGitHubでしょうか。
コードツールなどと検索し、出てきたツールはいわば分野ごとにおける必須ツールと言えるので、ぜひ使えた方が良いツールです。
また、必須ではありませんが、ポートフォリオがあることで採用する側は具体的なアピールポイントを把握することができるので、ぜひ作成しておきましょう。
専門性とIT系の技術者として何が扱えるかに関する例文
OSと開発環境

また、それぞれのOSの主要な開発環境を使ってきたので、今までに使ったことのない開発環境でも即座に対応することができます。
チャットアプリ

役職とポジション

今までに参加したプロジェクトの中のポジションを具体的に説明しましょう。
企業の規模にとっては、エンジニアを置かずにプログラマーが兼任しているところもあります。
なので、今まで参加したことのあるプロジェクトの中で、担当した部分を具体的に説明しましょう。
担当したいポジションと担当して欲しいポジションが一致すれば、採用の機会は高まります。
役職とポジションに関する例文


具体的な経歴と経歴に関係のある内容

今までに参加したことのあるプロジェクトの具体的な内容を紹介しましょう。
もし、商品名やサービス名が出せるのであれば、ぜひ出していきましょう。
それだけ、アピールポイントに繋がっていきます。
また、プロジェクトを実行する時の課題や発生した問題などに対する具体的な対処方法などを説明しましょう。
課題と問題を解決する能力は必ず求められるので、面接などでは絶対に伝えましょう。
あるとプラスのポイントですが、無いとマイナスのアピールポイントになってしまいます。
出来るだけ、具体的な説明をして、ポジティブな表現で伝えましょう。
具体的な経歴と経歴に関係のある内容の例文


今後の展開について

希望したその企業で何がしたいのかを、具体的に伝えましょう
また、その企業が行っていること(企業カラー)に合わせて具体化しましょう。
その企業に寄せてアピールしないと、『わが社じゃなくてもいいのではないでしょうか?』などと、返されてしまいます。
なので、その企業が具体的に行っていることを理解した上で、企業カラーに寄せていきましょう。
企業カラーに寄せつつ、経歴に基づいてあなたが行いたいことをアピールするようにしましょう。
今後の展開についての例文


まとめ

プログラマーが転職する上で、アピールして欲しいポイントを押さえてもらえましたか。
プログラマー業界は、人手不足で、今後も人手不足が増えていくと予想されています。
未経験者でも、新規参集がしやすくなっていて、経験者となると、どこの企業も欲しくなる人材です。
しかし、良い企業を見つけても、アピールポイントが伝わらなければ、採用の機会を逃してしまいます。
なので、しっかりとアピールするポイントを押さえ、それを具体的に分かりやすく伝えることが大切です。
また、プログラマーに必要なことは、技術面だけではなく、マネージメント能力やコミュニケーション能力も必要になるので、しっかりと磨いていきましょう。