webプログラマーはwindowsとmacどっちがいいか(あと一応Linux)

初学者
プログラマーになるためにはwindowsとmacどっちがいいかな?

という疑問に答えていきたいと思います。

 

ちなみに、僕はwindows歴20年以上、mac歴2年、Linux歴1年です。windowsの現場、macの現場、Linuxの現場、すべて経験しました。今はMacBook Pro (15インチ)を使っています。

 

結論から言うと、windows、macどちらも使えた方がいいです。もし、どちらかしか使っていない人は、使ったことのないOSのパソコンを買って慣れましょう。

 

webプログラマーはwindowsとmacどっちがいいか(あと一応Linux)

windowsの現場とmacの現場は半々

まず、大前提ですがwindows、macどちらも使えることが求められます。windowsの現場、macの現場ともに同じくらいあるので、どちらかしか使えませんだと選択肢が半減します。

 

しかもほとんどの現場がwindowsとmacを併用していて、状況によって使い分けたりするので、どちらも使えることは必須です。

 

そのため、windowsしか使っていない人はmacを、macしか使っていない人はwindowsを買って、どちらにも慣れておく事が最低条件です。

 

ここではwindows、macどっちも使えるという前提でwebプログラマーにとってどちらがよいか、現役プログラマーの視点からまとめていきます。

 

またLinuxの現場もあるので、一応Linuxについても書いていきます。

 

windowsのメリット

まずC#、.net、visual basicの開発はwindows上でないとできません。これらはマイクロソフトが開発したプログラム言語で、開発環境であるvisual studioはwindows上でないと動かないため、windonwsが必須です。

 

また、ソフトが豊富なことも強みです。windowsに対応していないソフトの方が稀です。プログラマーの中には普段はmacで開発しているけど、windows専用ソフトで開発したいときだけwindowsマシンを出してくる人もいます。

 

自分の使いたいソフトがwindows、macどちらに対応しているか確認しておく必要があります。

 

windowsのデメリット

windowsの最大のデメリットはLinuxが動かない点です。webの世界ではLAMP環境で開発するのが一般的です。

L・・・・Linux

A・・・・apache

M・・・・Mysql

P・・・・PHP

windowsは初期状態ではこのLinuxが動きません。そのためwindows上に仮想環境を作って、LinuxのOSをインストールする必要があります。

 

webプログラマーにとってはこれが最大のデメリットです。初心者にとっても仮想環境を作って、ネット上からLinuxのOSを拾ってきて、インストールするというのは中々ハードルが高いです。

 

また、windowsは動作が遅いのもデメリットです。だいたい買った時は早いのですが、ソフトをインストールしたり、自動アップデートが入るたびにどんどん重くなってきます。

 

そして購入からしばらくたつと何をするにも遅い、ストレスMAXのPCが出来上がります。重くなった後に不要なソフトを全てアンインストールしても後の祭り。度重なるOSの自動アップデートで重くなっている事が多いので、何を消しても重いままです。

 

macのメリット

iOSアプリを開発する場合はmac必須です。iOSアプリはプログラミング言語のswiftを使いますが、windowsだと作れません。いずれiOSアプリを作りたいと思っている人はmac一択になります。

 
またmacOSはunixで作られているのもメリットです。unixとはLinuxの元となったOSです。そのため、windonwsのように仮想環境を作ってLinuxをインストールしなくても開発ができます。

 
おそらく、これがwebプログラマーにとってもっとも大きなメリットだと思います。実際、webプログラマーはmacをメインに使っている人が多いです。

 

また、動作が早いのものmacのメリットです。僕がwindowsからmacに変えて一番驚いたのが早さでした。とにかく早い

 

もちろん、windowsも買った時は早いですが、時間の経過とともにどんどん遅くなります。macは数年経っても早いままです。PCは毎日使うので、待ち時間が少ないmacはとてもよいと思います。

 

macのデメリット

windowsにしか対応していないソフトがあります。プログラマーはmacを使う人間が多いので、ツールやエディタでmac非対応のソフトは少ないです。

 

しかし、プログラムと関係ないソフトはwindows専用が多いです。macを買う人は使うソフトがmacに対応しているか調べることをオススメします。

 

また、macは操作やフォルダ構造などに癖があります。macを買って最初の3か月くらいは、使いづらいかったり、コピーしたファイルがどこのフォルダに入ったかわからなかったりしました。慣れるまで時間がかるのがmacです

 

Linuxのメリット

一応、LinuxというOSもあるのであげておきます。まず当たり前ですが、最初からLAMP環境なので何も設定せずいきなり開発ができます。webプログラマー用OSと言っても過言ではありません

 

また、OS自体がかなり軽いです。10年前のwindowsPCを引っ張り出してきて、Linuxをインストールしても快適に動きます。古いPCを使って開発用PCを使いたい時はいいと思います。

 

またLinuxはOSもソフトもだいたい無料です。OSであるcentOS、ubuntu、fedoraは無料公開されているし、ソフトもだいたい無料です。コスパはLinuxが最強です。

 

Linuxのデメリット

軽くて無料でいいことだらけというとそんなに甘くありません。まず最大のデメリットはほとんどのソフトがLinuxに対応していません。

 

たとえば、Photoshopなどadobeのソフトは全て対応していません。アンケートによるとLinuxユーザーの一番の不満はPhotoshopに対応していない点だそうです。

 

Photoshopはプログラマーでも触らざるを得ない必須ソフトなので、結局LinuxPCのほかにwindowsかmacを用意してPhotoshopを開くことになります。

 

他にもSourcetree、preprosなど初心者フレンンドリーなソフトはことごとく対応していません。はっきり言ってめちゃくちゃ不便です

 

どんなに軽くて無料であろうが、対応しているソフトが少なすぎるというデメリットが大きすぎて、Linux単体で開発している現場は少ないです。

 

開発する言語によってwindowsかmacか分けよう

このようにwindowsとmacで得意分野が違います。

 

PHPやRubyを用いてLAMP環境で開発を行う場合や、swiftを使ってiOSアプリを開発する場合はmacがオススメです

 

C#などマイクロソフト系言語の開発をしたり、widnows専用ソフトを使いたい場合はwindowsがオススメです

 

とにかく低予算で開発したい場合はLinux一択になります。

 

自分の目的に合わせてPCを選んでください。

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