Web広告の運用で辛い3つのポイント

転職したい人
Web広告の運用者に転職しようと思うけど、仕事で辛いのは何?

インターネットの広告市場が成長を続ける中で需要が多いWeb広告運用のお仕事。
「未経験可」の求人もありますが、イマイチ何をしているのかわからない方のためにご紹介します。

書いた人
Web広告運用歴4年のおっさん。Web広告やりながら周辺スキルを勉強するうちにWebにハマっていってる人。

web広告運用の仕事内容


GoogleやYahooなどに広告を出して、より広告効果を良くするために改善をするのがメインの業務内容になります。

Web広告では、

・広告が表示された回数
・広告がクリックされた回数
・広告がクリックされた率
・広告からお問い合わせがあった回数
・広告に使った金額など

様々な数値が管理画面で確認できます。

上記のような数値を確認しながら、お客さんの要望に合わせてより良い成果を出すことが求められます。

web広告運用者の辛いポイント

辛いポイント①


辛いポイントの一つ目は、「プレッシャーが大きい」ことです。

運用している広告の規模にもよりますが、中には1か月で数百万~数千万円の広告を運用することもあります。

Web広告は表示回数~お問い合わせの数まですべて数値で把握できるため、効果の良し悪しがハッキリとわかります。

そのため効果が悪いと、お客様から「なぜ効果が悪いのか」「なぜこうなったのか」「次打つ手は何か」など永遠と詰められます。

社内の営業さんのフォローがあると、スムーズにお客様への説明ができますが、
フォローがないとお客様への対応に追われ、運用に使う時間がどんどん削られていきます。

辛いポイント②


辛いポイントの二つ目は、「土日も気が休まらない」ことです。

Web広告は基本的には土日も広告が出続けています。

そのため、異常が起きてないかソワソワしながら土日を過ごすことになります。

競合他社の広告より目立つところに広告が出ているか、広告費用は使いすぎていないかなど気になる点が多すぎて、土日も管理画面をスマホで見てしまうようになります。

辛いポイント③


辛いポイントの二つ目は、「営業担当者が無茶な依頼を出してくる」ことです。

営業担当者が「今すぐ広告を出してくれ」「土日に調整をかけてくれ」など運用者のことを考えないで依頼を出してくることがあります。

ホワイトな会社では、運用担当者を守るため、会社として「土日の依頼禁止」などのルールを設けている企業もあるようですが、ルールがない会社では、無茶な依頼によって運用担当者が精神的に追い込まれていくこともあります。

Web広告の運用者に必要なスキルは?

辛いポイントも多いWeb広告の運用の仕事ですが、どんなスキルが必要かを解説していきます。

コミュニケーション能力


広告運用者にもコミュニケーション能力は必要です。

営業担当者とのやり取りでは、「何を求められているのか」「どういった成果を出せばお客さんに喜んでもらえるのか」といったコミュニケーションが常に発生します。

営業担当者を言うことを「聞く力」とこちらが思っていることを「伝える力」が無いと、コミュニケーションにズレが出て仕事がうまく進まなくなってしまいます。

分析力


Web広告では数字ですべての結果が見える化されます。

そのため、その数字を読んで分析する力は必須のスキルです。

数字を分析できないと、良い悪いの判断すらできないため、お客さんに報告することもできません。

論理的思考(ロジカルシンキング)


分析力とあわせて、論理的思考能力も広告の運用者には必要な能力の一つです。

広告の効果が良いときも悪いときも「何故その結果になったのか?」という説明を求められるからです。

自分達の運用によって、広告が表示された回数やクリックされた数が変わったのか、競合の運用が変わったから自分達の広告効果にも影響が出てきたのか、数字を基に分析をして、営業担当者を通じてお客さんに伝えることが必要になります。

Web広告の運用者にあると助かるスキルは?

次に、必須スキルではありませんが身に着けておくと仕事がしやすいスキルを紹介します。

デザイン


デザインスキルがあると、お客さんのホームページの改善を提案しやすくなります。

広告の効果を良くする上で、お客さんのホームページがユーザーにとって見やすい、使いやすいことは重要なポイントです。

見にくいWebサイトは誰も使いたくありません。そのため、広告の運用をしながら「もっとホームページを○○みたいな感じにしたらどうですか?」などを提案できると、営業担当者にも、お客さんにも喜ばれ信頼される運用者になることができます。

プログラミング


デザインスキルと合わせてプログラミング能力もあるとより歓迎されます。

社内で広告運用とホームページの制作業務を合わせてお客さんから依頼されいてる場合もあります。

なので、プログラミングやHTML/CSSの知識があると、「ホームページの○○を××に修正してください」といったコミュニケーションが非常に取りやすくなり、仕事がやりやすくなります。

制作チームの方に「何を言ってるんだ?」と思われる機会も少なくなります。

マネジメント能力


運用者として成果を上げていくとチームリーダーとしての仕事が増えていきます。

チームを円滑に回しながら成果を出すために、メンバーの業務量の管理や、困っているポイントの支援などをする立場になります。

その時にマネジメント能力がないと、メンバーが辞めてしまったり、新人運用者がお客さんからのクレームを頻発させてしまったりします。

そういったことが起きないようにマネジメントスキルをつけておいたほうがいいです。

最後に

辛いことも多いweb広告運用のお仕事ですが、私はなんだかんだ4年ほど続いています。

最初は営業さんの言ってることもわからなかったり、なぜ成果が悪いのかの分析もできず、辛かったですが、徐々に成果を出せるようになり、今では楽しく仕事ができています。

Web広告運用はフリーランスの方むけの案件も多く出回っていますので、未経験からでも就職をしてみてスキルをつけて独立することも可能ですので、気になっている方は是非チャレンジしてみてください。

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