はじめまして。ごま塩シンジです。僕は元営業で30代後半という年齢から完全未経験でwebエンジニアに転職しました。
今はフリーランスに転向して、収入は営業時代の倍以上になりました。プログラミングを勉強してよかったと思います。
ネット上には

という記事があふれてます。しかし、成功した人を見るとみんな若いです。20代〜30代前半ばかり。しかも揃いも揃って高学歴。
さらに言うなら、slerや組み込み開発の経験は豊富だがWEB系は未経験という、それ未経験じゃないじゃんという人も多かったです
僕もそういう記事を見て

と思ってました。
しかし、プログラマーの友人のすすめでプログラムの道にすすみ、30代後半、完全未経験でもwebエンジニアになれました。
そして、一度経験者になってしまうと、そこからフリーエンジニアまではとんとん拍子でした。ここでは僕の実体験を元に、webエンジニアになる方法をまとめていきます。
最初にいっておきますが、若くて優秀な方に比べると茨の道です。でもこれだけ条件が悪くてもwebエンジニアになれるよ、という事を伝えたいと思い記事を書いていきます。
底辺高校→文系Fランク大学

簡単に僕の経歴を紹介します。子供の頃から勉強嫌いで成績はクラスでビリ。高校は地元でもワルで有名な偏差値38の底辺校に進学しました。毎年1クラス分生徒が退学するような学校でした。
さらに授業内容は小学生〜中学生レベル。とくに数学は酷くて、分数の足し算や小数点の掛け算など小学生レベルを授業をやっていました。

と高校在学中はずっと思ってました。
高校を卒業後、まだ働きたくなかったので名前を書けば入れる偏差値38のFランク大学に進学しました。大学では文学という、就職に全く役に立たない学部を選択。興味もないのに夏目漱石の授業などを受けるも、低学歴なのでチンプンカンプン。
結局、大学時代も全く勉強しないで、落第スレスレの成績で卒業しました。エンジニアは高学歴な人が多いですが、僕は正真正銘、低学歴のロイヤル街道を歩いていました。
零細企業の営業職へ

Fランク大学を卒業後、零細企業の営業職になりました。営業の仕事は誰にでもできるため給料はよくありません。僕も半年ほどで一通り仕事を覚え、後は惰性で仕事をしていました。
ところが、不況の煽りを受けて会社の業績が悪化。賃金カット、ノルマ増大、福利厚生廃止と次から次へと条件が悪くなりました。
当時の僕は、この会社でしか通用しない知識と、誰でもできる営業というスキルしかなかったので会社に残るか悩みました。しかし、この仕事に未来はないと思い退職を決意しました。その時、すでに30代後半になってました。
友人のすすめでプログラマーに

退職して次の仕事を探していると、プログラマーの友人からwebプログラマーをすすめられました。




当時は半信半疑でしたが、月10万円貰えるという事にひかれて職業訓練に行きました。
職業訓練校に入学

さっそくハローワークに行って職業訓練について調べてきました。毎月10万円もらいながら職業訓練を受けられる制度に該当していたので、早速職業訓練校に入学の申し込みをしました。
以下は職業訓練受講給付金(求職者支援制度)の支給条件です。収入も貯金もなくて、授業に8割出席すると毎月10万円もらえます。(2019年2月現在の情報です)


https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/safety_net/44.html
僕が入学したのは4か月のwebディレクターコースです。生徒は30人ほどで、みんな20代〜30前半まで。僕は余裕の最高齢。
応募した学校は定員以上の希望者が集まったため、面接による選考を行い、年齢が若い人を優先的に入学させたようです。
授業ではhtml、css、フォトショップ、イラストレーターを学びました。しかし、残念ながら授業のレベルはものすごく低かったです。講師の先生自体がweb製作会社で働いた経験がほぼないので、質問してもわからないを連発。授業もテキストを読むだけ。
生徒はみんな怒り半分、無料だから仕方ないが半分といった感じでした。入学する時は4か月勉強すればサイトの1つくらい作れるだろう、と思っていたのですが、html、cssの超基礎しか身につかず、サイトも作れないまま卒業する事になりました。
職業訓練校の詳しい感想は別の記事にまとめてあります。
TeachAchademy(テックアカデミー)でポートフォリオを作る

このままではマズいと思い、オンラインのプログラミングスクールを探して、一通り体験授業や無料カウンセリングを受けました。
ほとんどのオンラインスクールがRubyがメインでしたが、TechAcademyだけPHPの授業がありました。
僕はPHPを学びたいと思いTechAcademyの無料体験を申し込んだ後、「はじめてのプログラミングコース」に申し込みました。
申し込んだコースは4週間プランで9万円でした。ちょっと高いなと思いましたが、エンジニアになればすぐに取りかえせると思いお金を払いました。
テックアカデミーは週1日30分のオンライン授業があるだけで、あとはひたすらwebテキストを読みながら自習です。初心者でひたすら自習は結構ハードルが高いです。職業訓練でhtml、cssの基礎だけ身につけていたので何とかついていけましたが、いきなり行ったら挫折したとおもいます。
基本的にどこのオンラインスクールも自習がメインなので、基礎を身につけ、多少自己解決能力が身についてから受講した方がいいとおもいます。
TeachAcademyを卒業する頃には何とか1つのサイトを作成し、それをポートフォーリオとして就活に挑むことになりました。
テックアカデミーの詳しい体験談は別の記事に書いてあります。
30代後半の就活はまじで渋い

ポートフォリオを片手に就活を開始しました。しかし、全く書類選考が通らない。たまに書類選考が通っても、面接で




と正直に答えていたらどんどん落ちました。正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト問わず、応募資格のある求人全部受けて全滅。30代後半未経験の就活は想像以上に厳しいものでした。
web製作会社へ就職

その後、なんだかんだあってweb製作会社に就職しました。詳細は以下のリンク先に公開してます。
30代後半、未経験からプログラマーに就職する方法(体験談)
https://note.mu/gomasio_sinzi/n/ndc2a46d5440c
以上になります。僕がwebエンジニアになるためにとったステップは4つです
1、職業訓練校にいってhtml、cssの基礎だけ学ぶ
2、TeachAcademyでhtml、css、jqueryを学んでポートフォリオを作る
3、会社を受けまくり全滅する
4、なんとかweb製作会社に拾ってもらう
決して簡単な道ではありませんでしたが、30代後半未経験でもwebエンジニアになることができました。おそらく僕よりも若くて条件のいい方はもっとスムーズに就職できると思います。
もし、この記事を読んでいてプログラマーとして就職したいと思っている方は、一刻も早く行動にうつす事をオススメします。未経験者の就活は年齢が全てです。高年齢になるほど採用は厳しくなります。
興味のある人は、とりあえず独学なり、職業訓練校なり、プログラミングスクールなりにいって、勉強を始める事をオススメします。
TechAcademyの無料体験:オンラインスクール。無料体験後に「はじめてのプログラミングスクール」を受講しました。