プログラマーになるにどうすればいいか(高校生編)

高校生
高校生です。プログラマーになりたいです。進路はどうすればいいですか?

 

今回はこういう疑問に現役プログラマーの視点で答えていきたいと思います。

 

ただし、そもそもプログラマーは誰でもなれます。入門書を買ってコードを書けば立派なプログラマーです。今回はそうではなく、プログラマーとして就職する方法をまとまていきます。

 

この記事を書いている僕は、Fランク大学文学部を卒業後、営業を経てプログラマーになりました。その時の経験を踏まえて記事を書いていきたいと思います。

 

プログラマーになる方法(高校生編)

進路1 情報系の大学

プログラマーになるには情報系の大学に進学するのが最も近道です。自分が入れるレベルの中で、偏差値が高くてやりたいプログラミング言語を扱っている大学を選びましょう。

 

情報系の大学のメリット

① 情報系の学士になる

学士とは大卒のことです。情報系大学を卒業していると、新卒で就職する際にIT企業に高く評価されます。

 

また、情報系の学士の資格は一生保有することができます。今後IT企業で働くのであれば何かと有利に働きます。

 

② プログラミングを学問として学ぶことができる

会社に入るとプログラミングの仕組みがわからなくても動けば何でもOKです。そのため、基礎はすっ飛ばしていきなり実務につながる研修をはじめます。
 

しかし、大学はなぜPCが動くのかなぜネットが動くのかなどの基礎的な事から勉強が始まります。

 

また教わる言語も、全てのプログラミング言語の元となっているC言語から学んでいきます。そのため、プログラミングの基礎をしっかり身につけることができます。

 

③ 機械学習系の最新知見にふれられる

いま大学教育でも機械学習ブームです。多くの大学で大金を叩いて機械学習の専門家を招聘しています。

 

機械学習で使われる言語はPytonです。Pythonは機械学習でもweb系でも使われる言語で将来性抜群です。大学生のうちからPythonにふれられる大きなメリットです。

 

情報系大学のデメリット

入試に数学がある

以前、文系でもプログラマーになれるという記事を書きました。たしかに文系でもプログラマーにもなれますが、情報系大学には入学できません。

 

入試科目に数学があるし、入った後に学ぶPythonは数学の知識が必須です。文系学生が情報系の大学に入るのはハードルが高いです。

 

文系でもプログラマーになれる。数学が必要なのはPythonだけ

2019年4月2日

 

②現場と乖離している大学もある

大学はプログラミングという学問を研究する場所です。就職できるとか現場に入って役に立つとかは関係ありません。

 

また、Pythonなど新しい言語を取り入れている大学はいいですが、古い言語しか扱っていない大学も多いです。

 

古い言語しか扱っていない大学ほどカリキュラムに何の言語を学ぶか書いてありません。説明会などでどの言語を学べるか必ず確認しておきましょう。

 

③C言語地獄

ほとんどの大学でC言語を学んでから他の言語を学びます。しかし、このC言語がめちゃくちゃ難しいです。PHPとかRubyなんか比べ物にならないです。

 

C言語はてっとり早く成果物が作れないので、コードを書いていても全く面白くない初心者殺しの言語です。人によってはC言語をきっかけにプログラミングが嫌いになります。

 

進路2 英語系の大学

数学が全くできない、近くに情報系大学がないなどの場合は英語系大学もオススメです。なぜならプログラミング学習に英語は必須だからです。ただし、英語系大学に行く場合は英語圏へ留学に行かないと意味はありません。

英語系大学のメリット

 

プログラミングに必要なのはC言語ではなく英語

プログラミングを学ぶ上で英語力は必須です。最新のプログラミング技術は常に英語で発信されます。

 

我々英語ができない現役プログラマーはgoogle翻訳で訳しますが、英作文だと文章がグチャグチャになって意味が取れません。

 

また、近年はプログラミングを解説した動画も大量にでてきました。しかし、英語の動画に関してはgoogle翻訳は無力です。

 

基本的に日本語で身につけられるプログラミング技術は中級止まりなので、ある一定レベルを超えるためには、必ず英語の壁にぶつかることになります。

 

大学時代にプログラムを学ぶ上で重要な英語を身に付けるのは、プログラムを学ぶ以上に有意義なことです。

 

入学しやすい

情報系の大学は数えるほどしかありませんが、英語系の大学は山のようにあります。偏差値の低い大学で良ければ勉強が不得意でも入学できます。

 

プログラマーになりたいけど情報系の大学には入れそうもない、という人におすすめです。

 

留学しやすい

普通の大学でも留学は出来ますが、英語系の大学は大学が留学をバックアップしてくれます。

 

生活課にいけばいくらでも留学の情報があるし、成績のいい生徒には補助金がもらえたりします。留学前提で考えるならば非常に良い環境です。

 

ちなみに近年フィリピンへの英語留学が流行っています。しかし、予算さえ許せば英語圏への留学をおすすめします。

 

フィリピンは英語が公用語でみんな英語を話している、ということを言う人もいますが普通に嘘です。

 

僕も何度かフィリピンに行ったことがありますが、フィリピンの第一言語はタガログ語、第二言語がビサヤ語、第三言語がイロン語です。

 

観光客が多く来る場所や、大卒が多い地域は英語を話す人が多いですが、少し観光地から外れるとタガログ語しか話せない人、ビサヤ語しか話せない人、イロン語しか話せない人がウジャウジャいます。

 

フィリピンに行くと英語漬けではなくタガログ語漬けの生活になります。低予算で生活したいという目的ならフィリピンはとても良い国ですが、英語を覚えるという目的ならなるべく英語圏への留学を検討してください。

 

英語系大学のデメリット

留学しなければほぼメリットなし

英語系大学のメリットは英語圏に1年ほど留学して、多少なりとも英語を身に付けることが前提となっています。

 

企業の面接を担当しているとたまに

新卒
留学経験はありませんがTOEIC◯◯◯点です

という人が面接に来ます。こういう人がくると

人事
読み書きはできるかもしれないけど、リスニングとスピーキングは苦手そうだな

という判断をされていました。英語圏で1年以上生活してきた、という経歴は自身の英語力を担保する上で非常に重要な要素になります。

 

そのため、最初から留学する気が無かったり、留学する費用が払えなかったら、英語系大学に行くのは無意味です。

 

ちなみに留学しないで日本で勉強して高い英語力を身につけるのは、Pythonを覚えよりも100倍難しいです。

 

大学時代にプログラミングを独学する必要あり

 

就活生
1年間英語圏に留学しました

というと就活の際に企業からの評価は高いです。楽天などは社内公用語が英語なので、英語ができることは絶対必要です。

 

しかし、英語力が高くてもプログラミング初心者の場合、中小のIT企業は雇ってくれますが、メガベンチャーなどの人気IT企業は雇ってくれません。

 

人気企業を希望する場合は、大学4年間で自分で学ぶプログラミング言語を決め、独学なりスクールなりで勉強する必要があります。

 

進路3 専門学校

プログラマーになりたい高校生の中で最も多い進路は専門学校ではないでしょうか。

 

大学は学問をする場所ですが、専門学校は会社で役に立つ技術を学ぶ場です。そのため、仕事に直結する内容を学べます。

 

専門学校のメリット

PHP、Ruby、Javaなどが学べる

大学の授業は初心者殺しのC言語から黙々と学びます。しかし、専門学校は就職することが全てなので、現場でよく使われているPHP、Ruby、Javaをいきなり学べます。

 

とくにJavaを扱っている専門学校は多いです。専門学校を卒業すると即戦力とまではいきませんが、未経験者が採用されるレベルは軽く越えることができます。

 

ゲーム系のプログラミングも学べる

大学は学問をする場所なのでゲーム系のプログラミングは行いません。

 

ゲーム開発はUnityというツールを使います。Unityを教える専門学校は多いので、絶対ゲームがいいという人はUnityを扱っている専門学校をオススメします。

 

入学しやすい

専門学校はほぼ無試験で入れます。最近はプログラマー系の専門学校の人気が高まり、募集定員を超えて簡単な選考する学校もありますが、基本的には勉強しなくてはいれます。

 

勉強が得意でないけどプログラマーになりたい人にはぴったりです。

 

専門学校のデメリット

① 大卒資格がもらえない

最大のデメリットです。多くの会社で大卒と専門卒で基本給が異なります。

 

IT系の会社はそれほど学歴を重視しませんが、それでも大手は大卒と専門卒で基本給が異なるのが一般的です。

 

サラリーマンで働く限りは、専門卒だと給与面で損をする可能性があります。

 

② Java祭り

専門学校はJavaが大好きです。Javaは仕事が多いのと習得者が多いため講師を確保しやすいため、どの専門学校もJavaの授業だらけです。

 

しかし、Javaが使われている金融系はSESでの業務形態が多く、ブラックで低賃金なことがおおいためオススメしません。

 

また、去年いきなりJavaが有料化して、新規開発はみんな他の言語に逃避しました。先細り確定の言語なので若い人が今から学ぶべき言語ではありません。

 

ほとんどの専門学校がJava推しですが、Java以外の言語を教えてくれる学校をオススメします。

 

自社開発、受託開発、SESどれがいいか

2019年3月15日

 

③ 現場で通用しなくなった人が講師をしている可能性あり

いまプログラマーはバブルです。実務経験を積んだのちフリーランスになれば月60〜80万稼げる仕事です。

 

こんなにプログラマーの給料が良いのに、開発現場に入らずに専門学校の講師をしている人は現場で通用しなくなった人の可能性があります。

 

とくに専門学校あるあるなのが、週1程度くる外部講師は現役プログラマーでレベルが高いけど、常勤の先生は最新の技術をまったく知らないというパターンです。

 

なぜかというと、常勤の先生は現場を離れて毎日専門学校にいるため、自分が現場にいた大昔の技術で止まっているからです。

 

専門学校=現場の技術を学べると思ったら、学べるのは講師が現役だった大昔の技術の可能性もあります。必ず最新の技術が学べるか学校説明会などで確認しましょう。

 

結論 それぞれの進路の特徴をよく把握しよう

オススメ順は情報系大学>英語系大学(留学あり)>専門学校>>(超えられない壁)>>その他です。

 

ただし、それぞれメリットデメリットがあるのでどれが自分に合うかよく検討してください。

 

また、可能ならば現役プログラマーに志望校のカリキュラムを見せて相談することをオススメします。

 

どの学校もカリキュラムには立派なことが書いてありますが、よくみると大昔の技術を教えているだけだったりします。

 

IT業界は移り変わりが激しいので、昔の技術を教わっても役に立ちません。

 

志望校のカリキュラムの内容が役に立つかどうかは現役プログラマーならすぐに判断できるので、可能であれば現役プログラマーとコンタクトを取ることをオススメします。

 

僕もブログのコメントや問い合わせフォームから質問していただければ回答するので、進路に困っている人がいたらご連絡ください。

 

以上になります。プログラマーになりたい高校生は参考にしてください。

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